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後日、私1人だけじゃ不安なのでリリーくんと一緒にスカウトに会いに行った。
集合場所は駅前のファミレス。ジュースを飲みながら待っているとリリーくんが入口の方を見て「来た来た」と言い出した。私も入口の方を見る。
「すいません。待たせちゃって」
やってきたスカウトくんは私の前に座り挨拶を始めた。
「こいつ俺の後輩の嶋佐」
「よろしくお願いします」
目の前の金髪の人、嶋佐くんは私に軽く会釈をしてくれた。
「この子夜職始めたいらしくて。未経験やから色々サポートしてあげて」
「よろしくお願いします…」
とりあえず私もお辞儀をする。そこからは3人でテキトーに喋った。嶋佐くんにはどんな仕事したい？とか今昼もしてるんだよね？とか色々聞かれた気がする。
しばらくしてリリーくんは仕事に向かうと言って途中で退席した。リリーくんがいなくなる時はどんな空気になるかと思ったけど別に気まずくなることは無かった。
そして嶋佐くんに細かいことを色々と教えてもらった私は怯んだがこれも仕方ないと思い、ついに風俗で働くことを決心した。
「Aちゃん何で夜始めようと思ったの？」
「え？リリーくんに貢ぐためだよー？」
「やっぱそうか」
嶋佐くんは笑いながら頑張ろうねと言ってくれた。
何でリリーくんは私にスカウトを紹介してくれたんだろう。
やっぱりリリーくんにもお金が入るから？
リリーくんがスカウトを紹介すると言ってくれた日の夜、気になった私はスマホで調べた。
ネットの情報だから嘘か本当かは分からないけど、紹介料やらバック？が入るやらとにかくホストにメリットがあるっぽい情報が結構出てきた。
でもリリーくんは売れてるし今更私みたいな奴のバックなんて貰ってもたかが知れてるよね？深い意味なく後輩の嶋佐くんに私を紹介しただけだよね？
疑心暗鬼になっている自分を自分で正当化しながら嶋佐くんとライン交換した。
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あんこ(プロフ) - のよさん» 感想ありがとうございます！！書くの頑張ります！✨ (1月8日 16時) (
レス) id: 0a051c8dbb (このIDを非表示/違反報告)
のよ - まじでまじで面白いです！！続き楽しみにしてます、！ (1月8日 3時) (レス) @page26 id: 795fd37f5f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんこ | 作成日時：2023年11月4日 14時
