5.違和感なんてない ページ7
あのアフター以来、私はどっぷりとリリーくんにハマってしまった。一回幸せを味わうと、次もその次も欲しくなる。
もっとリリーくんと親密になりたい。リリーくんとまたアフター行きたい。リリーくんに気に入られるためのお金が欲しい。
そんなことを思う日々が続きついに私は夜職の求人サイトを見るようになってしまった。
「私、夜の仕事始めようかなー」
「何で？今の職場で何かあったん？」
何気なくぽろっとこぼした言葉。夜の仕事という単語を聞いたリリーくんは少し驚いていた。
「ううん。ただやっぱ稼ぎやすいじゃん？」
「マジ？そしたら俺仲良いスカウトおるから紹介しようか？」
リリーくんは色々と察したのか私の話にサラッと乗ってきた。
仕事上夜職を始める子を今までたくさん見てきたんだろう。珍しがるどころかスカウトを紹介すると言ってきた。
「え？その人大丈夫なの？」
ちょっと不安。でもリリーくんが仲良いって言ってるから大丈夫なのかな。半信半疑でそのスカウトやらの話を聞く。
「俺の後輩なんやけどそいつは信用できる奴やから」
…まあ自分で探すのもよく分からないし、道端の全く知らないキャッチのスカウトよりはマシかなと思うことにした。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 45人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あんこ(プロフ) - のよさん» 感想ありがとうございます！！書くの頑張ります！✨ (1月8日 16時) (
レス) id: 0a051c8dbb (このIDを非表示/違反報告)
のよ - まじでまじで面白いです！！続き楽しみにしてます、！ (1月8日 3時) (レス) @page26 id: 795fd37f5f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あんこ | 作成日時：2023年11月4日 14時
