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Aの家に着きインターフォンを鳴らすと金髪の男が出てきた。
「悪いね。急遽来てもらって」
「いえ…」
部屋に上がるとAは眠りについていた。
具合でも悪くなったのかな。俺が心配しながらAを見つめていると金髪の奴に、向こうに行こうとジェスチャーをされた。部屋を出て脱衣所に入り小声で話す。
「今のAちゃん情緒不安定なんだよね」
「まじで何があったんすか？」
「まあ…簡単に説明するとホストで色々あってね」
まだホスト通うのやめてなかったのかと呆れと絶望感が一気に来た。いいことなんて何もないのに。
「この後もしあれだったらAちゃんの側にいてあげてほしいんだよね。俺この後用事があって出なきゃいけないから」
そう言って金髪は出て行った。アイツが何者なのかよく分からなかったけど多分彼氏ではなさそうだった。
そして俺は俺でAの家に残ることにした。部屋に戻りAのベッドの横に座る。
「A」
Aの眠りは深いのか呼んでも起きない。
顔をよく見ると涙の跡がある。若干だけど目も腫れている。
「お前ホストに泣かされたんか？」
Aの前髪を優しく掻き分けながら小声で話しかける。Aはやっぱり気づかないし起きない。相当疲れてるのかもしれない。
「お前夜の世界向いてないからやめとけよ」
俺は夜に染まってる子に偏見あるから今すぐにでもやめて欲しいと思ってる。
なんでこんな事になってしまったのか。風俗で会った時無理やりにでも辞めさせたらよかった。
前に会った時より痩せこけたAの顔を見て後悔した。
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あんこ(プロフ) - のよさん» 感想ありがとうございます！！書くの頑張ります！✨ (1月8日 16時) (
レス) id: 0a051c8dbb (このIDを非表示/違反報告)
のよ - まじでまじで面白いです！！続き楽しみにしてます、！ (1月8日 3時) (レス) @page26 id: 795fd37f5f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんこ | 作成日時：2023年11月4日 14時
