10.優しさに包まれた ページ15
仕事が終わり着替えている最中も屋敷くんに言われた言葉が突き刺さって頭から離れなかった。
私は家に帰った後、寝れば今日のことを忘れられるだろうと思いすぐに横になった。
だが朝起きてもそんなことはなかった。寝てもスッキリしない。まだ心に何かが引っかかっている。
こんな時は誰かと話して気分をリフレッシュしよう。私は嶋佐くんに電話した。
「もしもーし」
「おー、もしもし」
嶋佐くんは割と早めに電話に出てくれた。
「今何してたー？」
「俺？今スタバにいる」
「え〜。いーなー」
新作飲んだ？とかゆるい会話した後本題に入った。
「てか聞いてよ。昨日の客がまさかの知り合いだったの！」
「マジ？！」
「ビックリだよねー」
「え、どうしたの？やったの？」
2人で笑いながら話す。けど続きを話そうと思うと、屋敷くんに言われた言葉や泣いた事がよぎって上手く話せない。
「ううん、やってないよ」
言葉を詰まらせ、ついには涙声になってしまった。嶋佐くんは私の違和感に気づいたのか笑うのをやめて心配してくれた。
「え、もしかして泣いてる？」
「…うん」
「大丈夫？そっち行こうか？」
「え、そんな大丈夫だよ！」
「いやなんかAちゃん心配だし向かうよ」
私がいきなり泣くもんだから嶋佐くんが心配して私の家に来てくれることになった。…めっちゃ申し訳ないな。
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あんこ(プロフ) - のよさん» 感想ありがとうございます！！書くの頑張ります！✨ (1月8日 16時) (
レス) id: 0a051c8dbb (このIDを非表示/違反報告)
のよ - まじでまじで面白いです！！続き楽しみにしてます、！ (1月8日 3時) (レス) @page26 id: 795fd37f5f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんこ | 作成日時：2023年11月4日 14時
