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「私どこまで話したっけ」
「ホストハマって担当がどうのこうの話してたで。なんかよーわからんかったけど」
「そっか…。まあーそういう感じなんだよね」
Aはバツが悪そうな顔で話している。
「やめとけよ。ホストなんか」
「うーん。でも楽しいよー？」
「騙されるだけやで。あんなん」
ホストのことはよく分からないけど風俗までして遊びたい場所なのだろうか。ここまで身を削ってまで尽くしたい相手なのだろうか。俺には理解できない。
「それにこの仕事も俺はあんまりいいとは思わんわ」
「あーまあそうだよね」
Aの表情が段々と面倒くさいみたいな顔になってきている。俺口に出しすぎかな。でも俺はAがこれ以上堕ちていくのを見たくないから口を出す。
「こんなん言うの野暮やけど今すぐ辞めたほうがええんちゃう？」
「別にいいじゃん。私の意思でやってるんだし」
Aはちょっと不機嫌になり、ベッドから立ち上がって俺から離れた。
「てか屋敷くんお金払ってるのにいいのー？私と話して終わるよ？」
「別にええわ」
「もったいなーい」
Aはこの空気が嫌なんだろう。少しでも明るくしようとしてるのが見える。昔から重い空気が嫌いな子だった。
「お前もう少し自分のこと大事にしろよ」
俺の一言を聞いたAはうつむいて黙ってしまった。少し経った後肩が震え始め、鼻をすする音がするした。俺は後ろから声を掛けたが返事はなかった。
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あんこ(プロフ) - のよさん» 感想ありがとうございます！！書くの頑張ります！✨ (1月8日 16時) (
レス) id: 0a051c8dbb (このIDを非表示/違反報告)
のよ - まじでまじで面白いです！！続き楽しみにしてます、！ (1月8日 3時) (レス) @page26 id: 795fd37f5f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんこ | 作成日時：2023年11月4日 14時
