. ページ10
おまけ。令和ロマンと竹下通り。(というか竹下通り関係なくなった)
「私、プリクラ撮りたいです！」
「え？」
勇気を出して言ってみた。私の唐突な案に案の定みんな目を丸くしている。
「思い出としてみんなとプリ撮りたいんですけどダメですかね…？」
やっぱ図々しすぎたかな。大人の男の人はプリなんて撮らないか…。
「いいよ。撮ろう」
私が諦めようとしたときに、くるまさんがニコニコしながら快諾してくれたので一安心。早速私は地下にあるプリクラコーナーにみんなを連れて行った。
「プリクラなんて久々やわ」
「すげえ。鏡もある」
ケムリさんとなかむらさんがキョロキョロと中を見回す。私は私でプリクラ機を見回す。
「そしたらこれで！」
(私のお気に入りの)プリクラ機の中に入り、スマホを早速セットする。
「何その場所」
「撮ってある風景をスマホで撮影すんの」
「え、今そんなんあるんや」
お兄ちゃんはセットされたスマホをまじまじ見る。撮ってるとこ撮ってどないすんねんとマジレスしていた。
「Aちゃん、間入りや」
なかむらさんに手で手招きされたので、ありがたいことに私はセンターに立たせてもらえた。両隣にはくるまさんとケムリさん。後ろがお兄ちゃんとなかむらさんというポジションになった。
「どう？盛れた？」
撮り終わった後の写真をすぐ確認するくるまさん。うん。すごい盛れてる。
「うわ、目でけぇー」
みんな口を揃えて同じリアクションをした。撮り終わった後落書きコーナーに行ってまたまた写真をガン見する。
「最近のプリクラって宇宙人すぎない？」
「ケムリなんかきしょいな」
「いやお前もだろ」
お兄ちゃんたちのやりとりを聞きながら今の幸せな状況を噛みしめる。私が画面をじっと見つめているとくるまさんに声をかけられた。
「Aちゃんかわいいね」
「えっ！そんな！」
「盛れてるよ」
くるまさんに可愛いって言われてしまった！こんなこともう二度と無い。お世辞でも嬉しかった私はニヤニヤが止まらなかった。
マジでこんなステキな1日過ごしていいのだろうか。ほんまお兄ちゃんには感謝しかない。
できあがったプリクラを見て大満足な私は大事に大事にバッグにしまった。
リクエストありがとうございました！
京極さんに年の離れた妹がいたら…な話。
なかむらさん、令ロ、ナイチンとはたくさん話すけど思春期で兄とは話さないというのが書けてるかどうか不安ですが…💦
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 257人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ハル(プロフ) - ありがとうございます！よろしくお願いします✨ (3月24日 14時) (
レス) id: e4cf6a3d37 (このIDを非表示/違反報告)
あんこ(プロフ) - ハルさん» ありがとうございます！他の方のリクエストが終わりましたら書かせていただきます✏️しばらくお待ちください！ (3月24日 0時) (レス) id: 262806c1af (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - 令和ロマンのくるまさんで妊娠したけど中々言い出せず、体調不良で気付かれてプロポーズされるみたいな話が読みたいです！わかりにくくて申し訳ないのですが、お時間ある時にお願いしたいです🙇♀️ (3月23日 23時) (レス) id: e4cf6a3d37 (このIDを非表示/違反報告)
ミサキ - お願いしますー！ (3月20日 13時) (レス) id: d1ea381bc2 (このIDを非表示/違反報告)
あんこ(プロフ) - ミサキさん» リクエストありがとうございます🤍他のリクエストの方が終わったら書かせていただきます。なので即日にアップは難しいですがそれでもよければ書かせていただきます🫡✏️ (3月19日 1時) (レス) id: 262806c1af (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あんこ | 作成日時：2024年3月11日 18時
