俺だけがいい ページ32
リクエストです。かまいたち濱家さん。
私の家で浮気相手とダラダラ過ごしていたらピンチが訪れた。
オートロックの方のインターフォンが鳴ったので、ドアフォンの画面を確認するとそこには隆一くんの姿があった。
嘘。今日来るなんて聞いてない。仕事が早く終わったのだろうか。浮気相手のことが隆一くんにバレたら面倒くさい。私は焦って男を帰宅させた。
ここオートロックあってよかった。玄関前のインターフォンだったら終わってた。なんて思いながらリビングのゴミをキッチンの蓋付きのゴミ箱の方に捨てた。証拠になるようなものはこれで捨てたはず。
そしてタイミングよく玄関のインターフォンが鳴ったのでいつものように隆一くんを出迎えた。
「隆くーん。今日来てくれたの？」
「思ったより早く終わったから」
「ありがとー」
私は隆一くんに抱きつく。来てくれたのは本当に嬉しいし一番は隆一くんだ。
「晩飯食った？」
「ううん。まだー」
「…A男入れたやろ」
「え？」
隆一くんがキッチンを直視する。隆一くんの視線の先には灰皿がある。あ、やばい！灰皿しまうの忘れてた！
私は煙草吸わないし隆一くんも今は吸ってない。なのに灰皿があるのはおかしい状況。ということは浮気相手がさっきまで使っていたことになる。
吸い殻捨てたのに灰皿隠すの忘れるとか私ドジだな。テンパって置きっぱだったわ。
「またなん？」
「ごめんね」
悲しそうな顔で私を見る隆一くん。今にも泣きそう。
「でも最初に私浮気するって言ったし」
「そうやけど」
そう。私は隆一くんに告白された時にすでに浮気宣言しているのだ。けど隆一くんはそれでもいいと言ってくれて、押されて付き合った。
このやり取り何回したか分からない。私みたいな女やめなよって言ったこともある。でも隆一くんは私に依存？してるのか別れようとしない。
私も私で別れるつもりはない。股は緩くても隆一くん一途だ。ただなんでこんなに隆一くんのことが好きなのかは自分でも分からない。多分私も隆一くんに依存しているのかもしれない。
隆一くんは私に力強く抱きついてもう浮気しないでと蚊の鳴くような声で伝えてきた。だけど私は素直に頷けなかった。
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ハル(プロフ) - ありがとうございます！よろしくお願いします✨ (3月24日 14時) (
レス) id: e4cf6a3d37 (このIDを非表示/違反報告)
あんこ(プロフ) - ハルさん» ありがとうございます！他の方のリクエストが終わりましたら書かせていただきます✏️しばらくお待ちください！ (3月24日 0時) (レス) id: 262806c1af (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - 令和ロマンのくるまさんで妊娠したけど中々言い出せず、体調不良で気付かれてプロポーズされるみたいな話が読みたいです！わかりにくくて申し訳ないのですが、お時間ある時にお願いしたいです🙇♀️ (3月23日 23時) (レス) id: e4cf6a3d37 (このIDを非表示/違反報告)
ミサキ - お願いしますー！ (3月20日 13時) (レス) id: d1ea381bc2 (このIDを非表示/違反報告)
あんこ(プロフ) - ミサキさん» リクエストありがとうございます🤍他のリクエストの方が終わったら書かせていただきます。なので即日にアップは難しいですがそれでもよければ書かせていただきます🫡✏️ (3月19日 1時) (レス) id: 262806c1af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんこ | 作成日時：2024年3月11日 18時
