お姫様扱い ページ21
リクエストです。9番街レトロなかむらさん。
シャワーを浴び終えた私はリビングのソファでダラダラしていた。
お風呂は嫌いなわけじゃない。むしろ好きな方だ。でもお風呂って面倒くさいんだよな。特に入った後が面倒くさい。ドライヤーに化粧水に体の保湿、あとパックもやる日があったら平気で30分はいく気がする。
早く乾かさないと髪にダメージ与えちゃう。でも動く気になれない。こんな時ドラえもんがいたらなぁと変な現実逃避をしていたら隣に座ってるしゅんちゃんに濡れた髪を触られた。
「風邪引くで」
「うん」
たしかに頭が少し寒い。冬はこれだから嫌なんだよね。私が重い腰を上げようとしたらしゅんちゃんから素敵な発言が飛び出た。
「俺乾かそうか？」
「え、いいの？」
「そのままやと寝れんやろ」
しゅんちゃんは立ち上がって洗面所からドライヤーを持ってきてくれた。
「はい、ここに座って」
戻ってきたしゅんちゃんはあぐらをかき、指をさす。場所はしゅんちゃんの真ん前。ここに座って乾かされろということみたいだ。
「ありがと！髪乾かすの嫌いだからめっちゃ助かる！」
「キューティクルなくなんで」
「はは。てかキューティクルって何？」
私いまいち分かってないんだよねと話すとしゅんちゃんに俺もと返された。そしてしゅんちゃんにしばらくの間乾かされる。
人に髪の毛触られると眠くなるなーと思いながらワンちゃんのようにじっとしていたら無事に終わった。
「はい、できた」
「ありがとー！サラサラー」
「やっぱ女時間かかんな。男はすぐやけど」
「そうだよー。美容室とか長いでしょ？」
私はおしゃべりしながらしゅんちゃんにもたれかかった。しゅんちゃんは乾いた私の頭部を撫でる。
「仕事お疲れ」
「しゅんちゃんもお疲れ」
「明日休みやろ？なんかするん？」
「どうしようかなー。なんも予定決まってない」
しゅんちゃんと付き合って半年。こうやって何気ない会話をするのが一番の幸せ。デートとかも楽しいけど中身のない話してゆったり過ごす時間も好きだ。
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ハル(プロフ) - ありがとうございます！よろしくお願いします✨ (3月24日 14時) (
レス) id: e4cf6a3d37 (このIDを非表示/違反報告)
あんこ(プロフ) - ハルさん» ありがとうございます！他の方のリクエストが終わりましたら書かせていただきます✏️しばらくお待ちください！ (3月24日 0時) (レス) id: 262806c1af (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - 令和ロマンのくるまさんで妊娠したけど中々言い出せず、体調不良で気付かれてプロポーズされるみたいな話が読みたいです！わかりにくくて申し訳ないのですが、お時間ある時にお願いしたいです🙇♀️ (3月23日 23時) (レス) id: e4cf6a3d37 (このIDを非表示/違反報告)
ミサキ - お願いしますー！ (3月20日 13時) (レス) id: d1ea381bc2 (このIDを非表示/違反報告)
あんこ(プロフ) - ミサキさん» リクエストありがとうございます🤍他のリクエストの方が終わったら書かせていただきます。なので即日にアップは難しいですがそれでもよければ書かせていただきます🫡✏️ (3月19日 1時) (レス) id: 262806c1af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんこ | 作成日時：2024年3月11日 18時
