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「Aちゃんー。どうしたのー」
俯いてる私の顔を覗き込みながらふざけてる感じで聞いてくるくるま。多分極力いつもの感じで接してくれてるんだろう。私はさっきあったことを全て話した。
「悔しい…」
「悔しいよなあ」
「何で？何で？あいつ全然面白くないのに3位だしパクりだし！」
「ありえねえよなあ」
私はくるまの胸元を軽くグーでパンチする。だけど「いて」と言われたのですぐにやめた。
「もう全部うざい！」
「アイツらなーんも分かってねえよな」
アイツら。アイツらってことは支配人のことも含まれてるだろう。くるまは優しいから私の文句をうんうんと頷くように聞いてくれる。
「絶対Aの方が面白いのにな」
そう言いながらくるまは私の頭をポンポンと撫でてくれた。頭撫でられたのもそうだけど言葉も相まって余計泣きそうになった。
「この世界嫌な奴ばっかだけど負けないようにしような」
「…くるまあ〜」
くるまに分かってもらえたのが唯一の救いだったかもしれない。私はくるまの優しさに甘えて思わず抱きついた。
「…さっき強く言っちゃってごめんね」
「いいよ別に。にしてもAのキレっぷり炸裂してたね」
くるまは笑いながら私の背中を優しくさすってくれた。
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あんこ(プロフ) - はなさん» コメントありがとうございます！✨推し芸人さん以外の話も読んでいただけてるとは！とても嬉しいです☺️執筆のモチベになります！頑張ります！ (3月8日 12時) (
レス) @page37 id: 262806c1af (このIDを非表示/違反報告)
はな - コメント失礼します！はじめましていつも楽しく拝見させていただいています！めっちゃ面白くて推し芸人さん以外のお話も読んでしまいます！これからも応援しています！☺️ (3月8日 10時) (レス) id: a3be6b034f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんこ | 作成日時：2024年2月15日 2時
