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あれからしばらく経ち、一時期のマンネリ化は無くなった。今では程よい関係を築けている。
今日は先輩の家に行く。って言ってもサプライズだけど！
お互い、いつも家に行く時は連絡を取り合うんだけど今日はフラッと寄ってみることにした。
今日の私の仕事は劇場しか入ってないから帰宅が早いし、先輩は休みだからちょうどいい。
先輩の最寄駅に着き、コンビニで先輩の好きなお酒とおつまみを買って家に向かった。
家に入ると先輩の姿は無かった。休みだしやっぱ出かけてたか。
荷物を置き、洗面所に向かうと洗濯カゴの中に洗濯物が溜まっていたのを発見した。
せっかくなら洗っておこうかな。
洗剤が入っている引き出しを開ける。そして開けた瞬間思い出した。そういえばこないだ来た時洗剤無いから買わなきゃって言ってた気がする。
私は洗剤を買うためにバッグを持って駅前のドラッグストアに行った。
ドラッグストアに向かう途中、前に先輩の姿が見えた。あ、ちょうど帰ってきた！と思い気分が上がる。
…でもよく見ると先輩の横に知らない女の子がいる。
え、誰？
思わず歩く足が止まる。先輩も気づいたのか向こうも立ち止まった。
「A…」
「…」
2人の間に気まずい空気が流れる。
「先輩くんの知り合いー？」
女の子は不思議そうな顔で先輩に話しかける。知り合いという言葉に悪意を感じたのは今傷ついているからだろうか。何気ない言葉に敏感になってしまう。
大好きな彼氏が私の知らないところで違う女の子と仲良く過ごしてたなんてショック。1人で浮かれてバカみたいだ。来なきゃよかった。
私は先輩たちの横を素通りした。もうドラッグストアとかどうでもいい。通る時私の名前を呼ぶ声が聞こえたけど無視して駅に向かった。振り向きたくなかったし振り向けなかった。
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あんこ(プロフ) - はなさん» コメントありがとうございます！✨推し芸人さん以外の話も読んでいただけてるとは！とても嬉しいです☺️執筆のモチベになります！頑張ります！ (3月8日 12時) (
レス) @page37 id: 262806c1af (このIDを非表示/違反報告)
はな - コメント失礼します！はじめましていつも楽しく拝見させていただいています！めっちゃ面白くて推し芸人さん以外のお話も読んでしまいます！これからも応援しています！☺️ (3月8日 10時) (レス) id: a3be6b034f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんこ | 作成日時：2024年2月15日 2時
