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心配になった俺はとりあえず自分のバッグの中に入っていたポケットティッシュを出してAに渡した。受け取ったAはティッシュで目元を拭き、鼻をかんだ後重たい口を開いた。
「愛想つかされてる…」
「いやこれだけで判断するのは」
「だって！最近明らかに素っ気ないし、私ばっかり話してるしつまんなそうにされる」
私重いのかなぁ。
Aは消え入りそうな声でぽつりとつぶやいた。
正直重いか重くないかで言ったら重いかもしれない。けどそのぐらいAは一途だ。一直線でちょっと不器用なところもあるけど今までの恋愛話聞く限り尽くすタイプなんだろう。
「軽いよりマシだろ」
「だよね…」
「束縛したり、ラインだって連投してないんでしょ？」
「それはない」
「じゃあ大して重くねえよ」
俺の言葉を聞いたAは少しだけ表情が戻った。
これは自論だけど女の子は重くならないように振る舞うことが多い。一番気にしやすいだろうから、ここで確かに重いねなんて言ったらAを傷つけてしまう。
「話聞いてくれてありがと。もうちょっとラインの返事待ってみる」
Aは気持ちを切り替えたのかツイッターを開き、仕事頑張るぞーなんて呟いていた。俺はそれにいいねした。
「あ、俺が1いいねだ」
「うそ、すごーい！」
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あんこ(プロフ) - はなさん» コメントありがとうございます！✨推し芸人さん以外の話も読んでいただけてるとは！とても嬉しいです☺️執筆のモチベになります！頑張ります！ (3月8日 12時) (
レス) @page37 id: 262806c1af (このIDを非表示/違反報告)
はな - コメント失礼します！はじめましていつも楽しく拝見させていただいています！めっちゃ面白くて推し芸人さん以外のお話も読んでしまいます！これからも応援しています！☺️ (3月8日 10時) (レス) id: a3be6b034f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんこ | 作成日時：2024年2月15日 2時
