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あーあ。やっちゃった。布団を干して出かけたら雨に濡れてしまった。
天気予報外れたー。降水確率20パーだから大丈夫だと思ったのにー。まあ快晴の日に干さなかった私が悪いんだけど。
今日寝床どうしよう。…申し訳ないけどしゅんくんにスペース借りさせてもらおう。
「しゅんくんさ、本当ごめんなんだけど今日一緒に寝ていい？」
「え？どうしたん？」
私は事情を話し、頼み込んだ。
「あーええけど。てかAは俺のベッドで寝れるん？」
嫌やないの？と逆に申し訳ない感じで聞かれた。
「え、全然大丈夫！むしろ私邪魔だよね？本当今日だけでいいから！」
「そしたら俺ファブリーズかけてくる」
気遣わないでいいのに！
こうして私はしゅんくんのおかげで床で寝ることを回避できた。
そして夜になり、しゅんくんの隣に入らせてもらった。
2人でスマホをいじりながらおしゃべりするユーチューブのショートを見ながらこれ面白いから見て！とかそんな話。
「あ！」
私は手に持っていたスマホを手から滑らして自分の顔面に落としてしまった。
「何？遊んでるん？」
「違うよ！」
弄られた。恥ずかしい。そんなこんなで時計を見るともう2時前だったので私たちは寝ることにした。
「おやすみー」
しゅんくんは電気を消した後壁の方を向き、私に背を向けた状態になった。私は私で仰向けで眠る体制を作った。
今日寝れるかなぁ。でも私枕変わっても平気だしなぁ。とか色々考えていた。
そして何分か経ったけど一向に寝れる気配が無い。しゅんくんはもう寝たかな。
私はしゅんくんの方を向き、背中を指で優しくちょんと押してみた。反応が無いので寝たっぽい。
あー私も早く寝ないとと思ったがちょっと背中が肌寒い。掛け布団が若干しゅんくんに持ってかれていて、自分の体が完全に掛け布団の中に入ってない。
私はそーっと布団を引っ張る。すると、しゅんくんが気づいたのか私の方に体を向けた。
「ん？…どうした？」
あ、起こしちゃった？
ごめんと謝罪しようとするとしゅんくんの手が私に伸びてきた。
え？と思ったのもつかの間、私はしゅんくんに抱き寄せられた形になった。
うわ！しゅんくん寝ぼけてる？？てかこれ抱き枕みたいになってね？私はちょっとビックリしつつドキドキもしている。
「…しゅんくーん？」
小声で呼ぶけど起きる気配が無い。「うん」という返事はしてくれるがなんか夢の中にいるっぽい。仕方ない。私はしばらくこのままでいることにした。
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あんこ(プロフ) - はなさん» コメントありがとうございます！✨推し芸人さん以外の話も読んでいただけてるとは！とても嬉しいです☺️執筆のモチベになります！頑張ります！ (3月8日 12時) (
レス) @page37 id: 262806c1af (このIDを非表示/違反報告)
はな - コメント失礼します！はじめましていつも楽しく拝見させていただいています！めっちゃ面白くて推し芸人さん以外のお話も読んでしまいます！これからも応援しています！☺️ (3月8日 10時) (レス) id: a3be6b034f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんこ | 作成日時：2024年2月15日 2時
