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あの後、新山さんからラインが入っていた。どうやら明日私の家に来たいらしい。
まじかー。私怒られんのかなー。いやでも悪いことしてないし。
新山さんはきっとやると絆されるタイプなんだろうな。あのもんじゃ焼きの日以来新山さんともたまにやってる。でも付き合ってない。お気に入りのセ フレ取られたくないのかな。おもちゃ感覚的な。
私はなるべく軽く考えるようにした。ここで私も重くなったらまずい気がした。
そして、新山さんは私の家に来て窓のところに座りながら煙草を吸っている。
「俺、Aが他の男とおんの嫌なんやけど」
空き缶に吸い殻を入れながら直球な我儘を言ってきた。束縛男だー。
「え、なんでですか」
「なんでって分かるやろ」
私も鈍いわけじゃないから分かる。でも好きとかちゃんと言われてないから確証が持てない。これで違ったらただの自意識過剰だし。
「てか昨日の男ってもしかして山田？」
山田くんだけど山田くんって言ったら言ったで面倒臭いこと起きそうだなと内心思った。どうしようかなと悩んでいると新山さんに鋭い指摘をされた。
「悩むってことはそうなんやな」
すぐにバレてしまった。こんなことなら違うよとか適当に言えばよかったと後悔した。そして気づいたら新山さんとやることになっていた。何故？
やること終えた後、私達はベッドでぐだった。
「A彼氏作る気ないん？」
「んー。欲しいっちゃ欲しい。かな」
実際彼氏いたら楽しいだろうな。でもできたらできたで疲れちゃったりする事もある。どうしても私は乙女思考になれないみたいだ。
「俺と付き合わん？」
「新山さんは私のこと好きなの？」
「好きじゃなきゃこんなんせんやろ」
新山さんは薄く笑いながら白状した。
「でも付き合ったところで山田くんとの関係は続けるよ」
山田くん好きだし会うのやめないと思う。そう伝えたらむすっとした顔された。
「Aは魔性やな」
「そーかな？」
新山さんは呆れたのかまるで嘲笑するかのように私をいじった。
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あんこ(プロフ) - あずさん» あずさん！コメントありがとうございます！（ ; ; ）感想とても嬉しいです✨私もあずさんの見抜いて、心ドキドキしながら何回も読んでます✨更新頑張ります！😳 (2月10日 1時) (
レス) id: 262806c1af (このIDを非表示/違反報告)
あず(プロフ) - 夜分遅くに失礼します…！めくるめく日々の更新、楽しみに待ってました。石井さんの登場に心踊ってます。あんこ様のお話の構成、自然な会話が大好きです。どんな結末を迎えるのか一読者としてワクワクしつつ、また最初から読み返そうと思います。更新頑張ってください！ (2月10日 1時) (レス) @page36 id: de1b10e721 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんこ | 作成日時：2023年6月9日 1時
