忘れ去られた九番目“虚構”

シンプルに考えて、痛い ページ34

真昼「おーいクロ!そろそろ帰るぞ!」

クロ「真昼か…」

そこは普通にシンプルに考えて俺しかいねぇだろ!

リヒト「あぁ、見習い天使」

ロウレス「あー兄さん帰るんッスね、また会おうッス!!」

リヒト「俺の先を行くなクズネズミ!」

ああ、いつもの光景だ、ほっとこう。

真昼「にしてもお前珍しいな、リヒトさん達と一緒にいるなんて…。何か話してたのか?」

クロ「いや…別に」

ふーんと相槌を打っていたらマンションに着いた。

何でだろう?すごい嫌な予感がする…。

エレベーターに乗って、自分の部屋の前まで着た。

扉を開けようとしたとき…

何故か扉が開いた。

真昼「いって…!!」

開いたドアが俺の顔面に直撃。ｲﾀｲ

クロ「うっわ…めんどくせー…」

椿「つれないなぁ兄さんってば!!可愛い弟がまた来たんだからさ、喜んでよぉ〜」

ベルキア「そうだぞ怠惰のスリーピーアッシュゥ!!」

真昼「じゃねーよ!!」

何でコイツらが俺の部屋にいるんだよ!!

というかベルキアはこの間人を襲ってたやつじゃねーか!

椿「そういえばベルキアから聞いたよぉ。御免ねうちのサブクラスがぁ〜あはっ!あははははははははは!!」

いや今のどこに笑える要素があったんだよ…?!

椿「あー…面白くない。。でもしょうがないよね、吸血鬼は人間の血を吸わなきゃだしね〜ぇ?あはははははは!」

真昼「うるせぇ静かにしろ!隣の部屋の人に迷惑になるだろ!」

椿「ｺﾞﾒﾝﾅｻｲ」

ベルキア「つばきゅぅん?!」








〜続く〜

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