どうしたいのか。 ページ20
そう、ケータイ画面に写し出された少女は、九番目のサーヴァンプと名乗ったAの姿だった。
椿「やっぱり知ってる子?この子凄い可愛くない!?」
でも怖かったぁと楽しそうに話す椿。
真昼「…あーっと、この子サーヴァンプなんだって」
椿「…はぁ?」
真昼がそう言うと、椿の口から呆けた声が出る。
そのまま少しの沈黙が流れた。
椿は何を言っているのか分からない、といった表情で真昼を見つめていた。
椿「兄さん…真昼が…」
クロ「…嘘じゃねぇよ…多分」
真昼「多分!?」
真昼はこの間あった出来事を話した。九番目のサーヴァンプと名乗ったAについてー…。
真昼が話終えると椿はあはははははっと笑い出した。
椿「あー…面白くない…こともないかもしれないかもしれない」
真昼「ややこしいな…」
椿「それで?その超絶美少女な女の子が僕らの妹なの?で、その妹が僕を殺しにかかったと…僕なんかしたかなぁ」
おどけたように言う椿だが、最後の「僕なんかしたかなぁ」の部分はやけに暗かった。
どうやらこんな美少女な妹に嫌われるのは堪えたらしい。
真昼「まぁ…確かに可愛いとは思うけど…っじゃなくて!!それでどうにかしねーとって…」
自分の発言に恥ずかしくなる。
そしてロウレスの言葉が脳内に甦った。
『殺っちゃえばいい話なんじゃないんスか?』
正直自分自身でもどうすればいいのか分からなかった。
Aが俺達を攻撃してくる理由も分からないのに。
そう考えていた真昼は余計に自分のしたいことが分からなくなった。
和解…なのだろうか?
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黯架 - うわああありがとうございます!めっちゃ寝ますね（笑）頑張ります*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:*･'(*ﾟ▽ﾟ*)'･*:.｡. .｡.:*･゜ﾟ･* (2020年3月13日 16時) (
レス) id: 1175078eb4 (このIDを非表示/違反報告)
しょーゆー(プロフ) - 貴方様の小説が好きすぎて朝と昼と夜しか眠れませｎ（（ めっちゃ好きです！！応援してます！ (2020年1月6日 16時) (レス) id: 70ec3f117a (このIDを非表示/違反報告)
杏花 - 気付かなかった…ご指摘ありがとうございますっ!多分コレで大丈夫かと (2019年7月10日 17時) (レス) id: 9321077a4f (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面の関連キーワード入力の下をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年7月10日 17時) (レス) id: aa79e4e0f8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黯架 | 作成日時：2019年7月10日 17時
