これで良かったんでしょ? ページ17
〜*No side*〜
…虚構のサーヴァンプ…
その言葉は、二人の頭に響いた。
気付けばAは姿を消していた。
真昼は目先にある扉を見つめていた。
“虚構„?
全ては作り物の作り話だった。そう認めざるを得なかった。
ベルキアを倒せた事を考えると、辻褄があう。
真昼(じゃあ…今までの桜哉と俺とAの関係も…実際にはない話だった…?)
三人で笑いあっていたのが本当はなかったんだ。
ふっ、と溜め息をついて、ベッドに倒れ込んだ。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
A「怠惰のにーさんは見つけられたし。相変わらず眠そうな顔してたなぁ、ははっ」
とある建物の上で、彼女は足を揺らしていた。
これで、良かったんでしょ?私。
怠惰のにーさん達を始末して、作り替えるんだ。
急に寂しくなった日々を覆す。
A「居なくなればいいんだ、にーさんなんて…」
私を置いてったんだから。
私は最悪の穴に落としてあげる…!
それでも
…それでも
A(真昼…こんな友達で御免ね…。あぁ、もう、虚構の友達ですらないんだ)
この先敵になるであろう真昼を、ただただ頭の中から追い出すことしか出来なかった。
〜続く〜
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黯架 - うわああありがとうございます!めっちゃ寝ますね(笑)頑張ります*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・* (2020年3月13日 16時) (レス) id: 1175078eb4 (このIDを非表示/違反報告)
しょーゆー(プロフ) - 貴方様の小説が好きすぎて朝と昼と夜しか眠れませn(( めっちゃ好きです!!応援してます! (2020年1月6日 16時) (レス) id: 70ec3f117a (このIDを非表示/違反報告)
杏花 - 気付かなかった…ご指摘ありがとうございますっ!多分コレで大丈夫かと (2019年7月10日 17時) (レス) id: 9321077a4f (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面の関連キーワード入力の下をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年7月10日 17時) (レス) id: aa79e4e0f8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黯架 | 作成日時:2019年7月10日 17時