覚えていたよ ページ11
〜*Aside*〜
私は狭い部屋で一人、はぁ、と溜め息を吐いた。
また嘘ついちゃったなぁ〜…嘘は後から消せないから怖い。
嘘は本当にはならないんだから。
にしても、真昼がアレを飼っているなんて。厄介になりそうだ…。
私は兄弟が憎い。
私は憂鬱の兄も覚えていたよ…
怠惰も、傲慢も、色欲も、強欲も、憤怒も、暴食も、嫉妬も覚えてたよ…!!
…なのに私は知らないんだぁ…
私が虚構だから?
『虚構・・・実際にはない作り上げたこと。作り事を仕組むこと。フィクション。』
私は実際にいないの?私が勝手に想像で作り上げたのが私なの?
今まで楽しかったのも嘘の作り上げ?
分からない分からない分からない分かりたくない!!!
気付けば外は真っ暗だった。
あぁ、御飯作らなくちゃ…。調理器具出そうっと。。
ピンポーン
突然静かな空間にチャイムが響き渡った。
思わず肩が跳ね上がる。
A「はいは〜い、誰ですか…」
ギィッとドアを開けると…
〜続く〜
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黯架 - うわああありがとうございます!めっちゃ寝ますね(笑)頑張ります*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・* (2020年3月13日 16時) (レス) id: 1175078eb4 (このIDを非表示/違反報告)
しょーゆー(プロフ) - 貴方様の小説が好きすぎて朝と昼と夜しか眠れませn(( めっちゃ好きです!!応援してます! (2020年1月6日 16時) (レス) id: 70ec3f117a (このIDを非表示/違反報告)
杏花 - 気付かなかった…ご指摘ありがとうございますっ!多分コレで大丈夫かと (2019年7月10日 17時) (レス) id: 9321077a4f (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面の関連キーワード入力の下をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年7月10日 17時) (レス) id: aa79e4e0f8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黯架 | 作成日時:2019年7月10日 17時