虚構は人間になり澄まし2 ページ2
授業中、さっき、たまたま考えてしまった想像で頭がいっぱいだった。
…嫌われるのは慣れっこだけど。
ペットにもあるよね、『名前を付けると愛情が深くなり別れが辛くなる』って。
その時の感情と似たり寄ったりなんじゃないかなぁ。
最初はただただ此処で人間としてなり澄ましているだけの予定だったのに、仲のいい存在が出来ちゃった。
用がなくなったら、もう来ることはないのに…。
先生「Aっ!!」
一瞬、雷が落ちたかと思う程大きい先生の声。
あ…もしかして私呼ばれてました?
先生「A、この問題の答えは?」
やっぱり指されてたみたい。どうしよう何の問題?聞いてない…!
何か動いているような気がして、真昼の方にそっと目をやる。
すると、真昼が『問題の答えは2x』ってノートの端に書いてわざわざ私に見えるようにこっそりノートを机の外に出していた。
あ、ありがとう…!!
心の中で感謝の言葉を言って、その通りに答えを述べる。
答えは正解だった。あぁ、良かった〜…。
A「真昼、ありがとうっ」
ペコッと頭を下げる。するとパコッと頭をノートで叩かれた。地味に痛い…。
真昼「御前疲れてるんじゃないのか?次はちゃんと聞いとけよ!」
まるでお母さんに怒られる子供のように叱られた。
私が笑いを堪えている時に、近くにいた桜哉が笑い出した。
桜哉「真昼お母さんかよっ」
真昼「ちげぇよ!!」
とうとう私も笑ってしまった。
真昼「あーもうっAまで!お前ら〜」
怒られているのに、笑ってしまう。
ﾊﾟﾘｰﾝｯ
突然私達の教室の廊下側の窓が割れた。
ピタッと笑い声も話し声も止まる。
〜続く〜
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黯架 - うわああありがとうございます!めっちゃ寝ますね（笑）頑張ります*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:*･'(*ﾟ▽ﾟ*)'･*:.｡. .｡.:*･゜ﾟ･* (2020年3月13日 16時) (
レス) id: 1175078eb4 (このIDを非表示/違反報告)
しょーゆー(プロフ) - 貴方様の小説が好きすぎて朝と昼と夜しか眠れませｎ（（ めっちゃ好きです！！応援してます！ (2020年1月6日 16時) (レス) id: 70ec3f117a (このIDを非表示/違反報告)
杏花 - 気付かなかった…ご指摘ありがとうございますっ!多分コレで大丈夫かと (2019年7月10日 17時) (レス) id: 9321077a4f (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面の関連キーワード入力の下をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年7月10日 17時) (レス) id: aa79e4e0f8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黯架 | 作成日時：2019年7月10日 17時
