#11 ページ11
.
JN「2人でさ、買い出しに行ってくれない？」
唐突に言われたその言葉により
「ねぇ、どこのスーパー行くの？業務用スーパー？」
YG「なるべく近いところです。」
ジンさんの車を借りて、ユンギ君と一緒に買い出しをしに行く事になった。
私が「運転したい」って言ったけど、ユンギ君に「だめ」って言われて、大人しく助手席に座り窓の景色を楽しむ私。
…私運転できるんだよ？
流石に事故ったりなんかしないよ。
とか言いながら、最初は抗議してたけど
全くこっちを向いてくれないし、全然聞き耳をたててくれないユンギ君に、もう降参したんだよね。
「あとどれくらい？」
YG「んーと…7、8分ぐらいですよ。」
「んー、」
私が曖昧な返事を返すと「暇なんですか？」なんて返ってくる。
暇…暇、
いや、暇っていうか、
「…お腹が空いた。」
YG「だと思いました。」
「えっ、テレパシー？」
YG「さっきから、お腹鳴ってるの聞こえてたし。」
「え、嘘」
YG「嘘。」
嘘なんかい、なんて心の中で突っ込みながら、運転するユンギ君の横顔を盗み見る。
…ほら、ユンギ君は暇じゃないのかなー？って思って。
ばれないように横目でそっと見ると
今までの彼では考えられないぐらい、私が見たことないような、物凄い幸せそうに笑った顔をしてて。
いや、笑ってるていうか…広角が上がってるっていうのかな…？
…でもなんか
少しだけ、きゅっと胸が締め付けられたような感覚になった。
…かも。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 279人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
湯海(プロフ) - @ami_ARMY_Yoon_Giさん» 日課だなんて(;д;)有りがたきお言葉ですうううう!!!ユンギさんのお話はついつい書いてしまいますね…(;;._.)押し様だからでしょうか…。新作はまぁぼちぼちって感じです。良かったらまた見に来て下さい(*´∀`) (2020年6月15日 16時) (
レス) id: 72dd3534eb (このIDを非表示/違反報告)
@ami_ARMY_Yoon_Gi(プロフ) - 完結お疲れ様です！寝る前に見るのが日課でした！またユンギもの書いていただければ嬉しいなと思います！次も楽しみにしてます！ (2020年6月14日 23時) (レス) id: 08f0c83529 (このIDを非表示/違反報告)
湯海(プロフ) - ひーちゃんさん» ひーちゃん様(*´∀`)嬉しいコメントありがとうございます!!6月からは頑張るつもりですが、やっぱり更新する数は減るかも…(;_;)というか応援メッセージめちゃくちゃ励みになります。これで1週間は頑張れる。…これからも頑張ります(笑) (2020年5月30日 11時) (レス) id: 72dd3534eb (このIDを非表示/違反報告)
ひーちゃん - 頑張ってください！応援してます！ (2020年5月29日 22時) (レス) id: 9ae200a6e1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：湯海 | 作成日時：2020年5月7日 17時
