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「さあ、時間、終了！撹拌やめ！」
スラグボーン先生が声を上げたのは、それから少し後のこと。先生は一人一人の大鍋の間を縫うように歩く。
セオドールとダフネ、それからグレンジャーが、スラグボーンが上出来だと頷かれた３人だ。僕はウィンクをされたが、その中の一人には残念ながらなれなかった。
グレンジャーを通り過ぎて、ポッターができているはずもないだろうと、誰になるのかを見渡した時、スラグボーン先生が声を上げる。
「まぎれもない勝利者だ！」
僕は思わずそちらを見る。
彼の前にいるのはポッターで、僕は驚いた。あのスネイプ先生の明らかな差別があったとしても、ポッターにそこまでの魔法薬学の才能があるように思ったことは一度もない。
それについては、スリザリン一同同じ気持ちだったようで、彼を凝視する。
「すばらしい、すばらしい！ハリー！なんと、君は明らかに母親の才能を受け継いでいる。彼女は魔法薬の名人だった。あのリリーは！さあ、さあ、これを＿＿約束のフェリックス・フェリシスの瓶だ。上手に使いなさい」
ドラコが怒っているのは一目瞭然だった。歯をむき出している。彼はわかりやすいところがあるけれど、それも彼の良いところ。僕はドラコに声をかける。
「ドラコ、」
「あんなの、絶対にポッターはズルしたんだ。そうに決まっている」
「ああそうさ。ポッターはひどい奴だからなあ」
「まったくよ、それに関しては同意。あんないきなり魔法薬の腕が上達するはずないわ。それに、ポッターには学ぼうという気が特に薄い生徒の一人だったじゃない。私たち、＿＿マルフォイと私のことよ。スネイプ先生に何度も質問に言ったわ」
「え、そうなの？」
「ああ」
知らなかった。
それ以前に、二人はあまり仲が良くないと思っていたけれど、そこまででもないようだ。なんというか、喧嘩するほど仲がいい的なあれなんだろう。
「それなのに、ズルをして点を稼ぐなんて最低だ。だから嫌いなんだ、ポッターの奴」
「……そっか」
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あんころころもち@多忙(プロフ) - 宮野 ミヤさん» お久しぶりです。ありがとうございます✨私も恋愛からの葛藤が大好物です。おそろですね笑 あうっごく遅い更新ですけれども、お付き合いいただいてすっごく嬉しいです。完結だけはさせる気でおりますので、ぜひよろしくお願いします！ありがとうございました！ (2022年10月2日 9時) (
レス) id: 8fbdbf2cf0 (このIDを非表示/違反報告)
宮野 ミヤ(プロフ) - Part10お疲れ様でした！今Partも楽しく読ませて頂きました、恋愛からの葛藤めっちゃすきです！これから応援してます！！ (2022年10月2日 3時) (レス) @page50 id: 928a7d13f2 (このIDを非表示/違反報告)
あんころころもち(プロフ) - 雪城さん» ありがとうございます〜！一気だなんてお時間をめちゃくちゃ取らせてしまった気が……。読んでいただいて嬉しいです、ありがとうございます！！ (2021年12月17日 21時) (レス) id: e2b3768714 (このIDを非表示/違反報告)
雪城(プロフ) - 面白いです…！！Part1から一気に読んでしまいました！！更新応援してます！ (2021年12月17日 21時) (レス) id: c79f44231f (このIDを非表示/違反報告)
あんころころもち(プロフ) - 架印�靴気�» 教えていただいてありがとございます〜、そちらも覚え違いです…。時間はかかると思いますが、ちょっとずつ直していきます！改めて教えていただいてありがとうございます〜！ (2021年12月12日 18時) (レス) id: e3a1ddbb66 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんころころもち | 作者ホームページ：
作成日時：2021年12月5日 15時
