46限目 ページ47
「じゃあセオドール、行ってくるね！」
そう言ってから数分。
なぜかスリザリンVSグリフィンドールの戦いが勃発した。
どうしてこうなった。
そう思ってるのはきっと僕だけなんだろう。
「我々の練習時間だ。その為に特別に早起きしたんだ！今すぐ立ち去ってもらおう！」
グリフィンドールのキーパー兼キャプテンである、オリバー・ウッドが唾を飛び散らしながら答えた。
僕は図体のでかい他の選手の陰に隠れているだけで、何もしない。何もしたくない。
「ヘン、こっちにはスネイプ先生が、特別にサインしてくれたメモがあるぞ。『私、スネイプ教授は、本日クィディッチ競技場において、新人シーカーとビーターを教育する必要があるため、スリザリン・チームが練習することを許可する』」
「新しいシーカーだって？どこに？」
僕は無視か。そう思う。
だけどもちろん何も言わずに、早く練習がしたいなと考えていた。
隣にいたドラコが前に出る。
君も、と言われたが、聞こえないふりをしてやっぱり隠れていた。
「ルシウス・マルフォイの息子じゃないか」
「ドラコの父親を持ち出すとは、偶然の一致だな」
彼らの話を聞くのも馬鹿らしくなり、雑音を遮断。
どうしたんだよ、とチームの一人が僕に声をかけた。
「少なくとも、グリフィンドールの選手は、誰一人としてお金で選ばれたりしてないわ。こっちは純粋に才能で選ばれたのよ」
つまり僕はお金で選ばれたのかと思い、少しイラッとして声を発した人物を見る。
そこで固まった。
グレンジャー……！いつからそこに……？
今の心情を言うならば……そう、「オワタ」。
「誰もお前の意見なんて求めちゃいない。生まれそこないの穢れた血め！」
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あんころころもち(プロフ) - 風見ツクヨさん» コメントありがとうございます！読みやすさの自信が全くなかったので、そう言っていただけるととても嬉しいです。 ブラックくんは私の性癖をどうにか詰め込ませていただきました…！誤字のご報告もありがとうございます！訂正させていただきます！ (2021年3月13日 0時) (
レス) id: 1bdb7e36df (このIDを非表示/違反報告)
風見ツクヨ(プロフ) - はー、好き。好きすぎる。読みやすいしブラックくん可愛すぎかよ。あ、七限目のところ「〜に」が「をに」になっていますよ。 (2021年3月12日 23時) (レス) id: 4051fdcb81 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんころころもち x他1人 | 作者ホームページ：
作成日時：2019年4月11日 22時
