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18限目 ページ19

気づけば、知らない暗闇に立っている。
あたりを見回しても、そこには何もなく、仕方なく僕は前に進んだ。

しばらく歩けば、光が見えた。
覗けとばかりに静かに小さく光を灯している。
他にどうしようもないので、僕はその光を覗き込む。

中には小さな少年と、その祖母であろう美しい淑女。


「おばあさま、ぼくのちちうえはどんなかたなのですか?」


少年は、笑顔もまま言った。
女性も笑顔で言葉を返す。


「とても、勇敢な人でしたわ」

「ならばぼく、ちちうえのようになりたいです!」

「なれるといいですわね。可愛い子」


女性は美しい笑顔で笑った。

そこで僕は理解する。
この小さな少年は幼い頃の僕で、女性は僕のお亡くなりになったお祖母様だ。

そしてもう一つ。
これはありもしない「夢」であること。


意識が、浮上する。

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あんころころもち(プロフ) - 風見ツクヨさん» コメントありがとうございます!読みやすさの自信が全くなかったので、そう言っていただけるととても嬉しいです。 ブラックくんは私の性癖をどうにか詰め込ませていただきました…!誤字のご報告もありがとうございます!訂正させていただきます! (2021年3月13日 0時) (レス) id: 1bdb7e36df (このIDを非表示/違反報告)
風見ツクヨ(プロフ) - はー、好き。好きすぎる。読みやすいしブラックくん可愛すぎかよ。あ、七限目のところ「〜に」が「をに」になっていますよ。 (2021年3月12日 23時) (レス) id: 4051fdcb81 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あんころころもち x他1人 | 作者ホームページ:   
作成日時:2019年4月11日 22時

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