14限目 ページ15
「こんにちはA」
「やあハーマイオニー。君が遅刻だなんて珍しいね」
そう言い笑うと、彼女は肩をすくめて隣に座る。
しばらくして、彼女は言った。
「ねえA」
「何?」
「ニコラス・フラメルって知ってる?」
「ああ、あの長寿の……?」
そう言うと、彼女は目をキラキラさせて言った。
「どうして知ってるの!?」
「……セオドールにこの前教えてもらったんだ」
勢いよく何かいつもと違う雰囲気を出しているハーマイオニーに、僕は驚く。
彼がなんだって言うんだろう。
「ねえそのニコラス・フラメルって何をした人?」
「さぁ……そこまでは覚えてないな。直接聞けばいいだろうけど……でも」
セオドールは純血主義だから無理だろう。
その言葉を言う前に、彼女はニコッと微笑んだ。
「じゃあ今度聞いてみるわ!A、ありがとう!」
「いや……その、気にしないで」
可愛すぎる。
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あんころころもち(プロフ) - 風見ツクヨさん» コメントありがとうございます!読みやすさの自信が全くなかったので、そう言っていただけるととても嬉しいです。 ブラックくんは私の性癖をどうにか詰め込ませていただきました…!誤字のご報告もありがとうございます!訂正させていただきます! (2021年3月13日 0時) (レス) id: 1bdb7e36df (このIDを非表示/違反報告)
風見ツクヨ(プロフ) - はー、好き。好きすぎる。読みやすいしブラックくん可愛すぎかよ。あ、七限目のところ「〜に」が「をに」になっていますよ。 (2021年3月12日 23時) (レス) id: 4051fdcb81 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あんころころもち x他1人 | 作者ホームページ:
作成日時:2019年4月11日 22時