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折れかけた刀 ページ20
ソハヤside
俺は自室に戻り物吉を呼んだあと、みんなを広間に集めた。
「なんだい?」
「みんなは気づいてないかもしれないが、さっきあの人が来てた」
「あの人?」
「俺たちがここに来る前にいた本丸の審神者だよ」
その言葉にみんなは身体を震わせた。短刀は怯えきった目で俺を見ていた。
「幸い、破壊された刀はいない。が、刀の姿に戻ってしまった刀が2振り。麗音様が戻ってくるまで、俺たちで折れかけた2振りを守らなければいけない」
「ちなみにその2振りは・・・?」
「燭台切と歌仙だ」
俺はさっきの出来事をみんなに話した。
「だからさっき、押入れから出るなって言ったんですね」
物吉の質問に俺は頷いた。
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作者名:袖の雪 | 作成日時:2018年8月10日 21時