【d!】新人の先輩！？【男主】 (ページ13)

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長いことパソコンのホーム画面の片隅に放置され続けてきたアイコンを押す。IDを入力して、ログインして。深呼吸をひとつ。目をつぶって、それから開いて。通話ボタンをぽちり。

『……………もしもし、マイク大丈夫ですか？』

rb｢おん、全然ええよ｣

ut｢感度良好やで｣

『…あ、良かったです』

がやがやとした賑やかで、聞きなれたはずの声。毎日この声を聞いているというのに、久しぶりに聞いたかのような感覚に襲われて戸惑う。

em｢わ、お久しぶりですね｣

kn｢ほんま久しぶりやな！｣

『確かに、久しぶりにスカイプ参加しましたね…… 3、4年ぶりくらいですか？』

最後に皆と話したのがエーミールが入ってしばらくしてからだったことは覚えていた。それからは、幼なじみ以外とは連絡を取っていなかったので、直接話すのは本当に久しぶりなのだ。

sha｢んー、確かそんくらいやったかな…｣

zm｢へー、そんくらい経ってたんか……｣

tn｢えー、改めて紹介すると……｣

『ショッピさんとチーノさんは初めまして、他の方々はお久しぶりになりますね。どうも、この度トルテという名前で参加させていただくことになりました！よろしくお願いします！』

tn｢って、遮んなや！｣

特に話したことの無い新人さん相手には好印象で行こうと張り切ってあいさつする。俺を紹介してくれようとしていた幼なじみ2号からは文句が飛ぶが、いつもの事なので無視をしつつ、色々な人の返答を聞く。

ci｢はえ〜、トルテさんかぁ………よろしく！｣

zm｢先輩よろしくオナシャス！｣

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