恋人兼弟が無防備過ぎる件について(兄シル)

オカズ ページ49

シルクside

兄貴に言われて初めて




自分の尻の穴が濡れている事に気付いた。




でも、風呂で慣らしてねぇし、




ナニかしてた訳でも無ぇ。




強いて思い当たる節を言うならば、




何日か前にした自慰くらいだ。




でもそれが今になって出てくるわけじゃあるまい。




一体何が………




あ………、、、




兄貴には死んでも言えない事を思い出した。




正直、後ろを弄られて、開発されて以来、




女性に勃たなくなった俺にとって、




完勃ちするオカz……妄想なんて




兄貴との行為くらいだ。




気持ち悪いと思われても仕方がない。




実際に数日前の自慰も兄貴が相手だった。




つまり、認めたくは無いが、




兄貴とすることによって




得られる快感に期待しているのだ。




その事実に気付いた瞬間、




頭から湯気が出ているんじゃないか




と、思うほど顔が熱くなった。




目敏い兄貴には当然バレて、




『諒、兄ちゃんに何してたのか教えてくれよ？』




なんて言って、徹底的に問い詰められる。




「………兄貴に………」




『あ？』




「兄貴にもらう




快感に期待してるんだと思う。」




本音を言うといきなり兄貴は顔を覆った。




『これだから無自覚は…！！』

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