恋人兼弟が無防備過ぎる件について(兄シル)

いざ ページ45

シルクside

兄貴のボクサーパンツに手を掛けて、




ゆっくりと下にずらしていった。




勢いよく出てきたそれは、




もう既に少し勃ち上がっている。




「ふは、期待してんの？」




『お前が可愛い攻め方するからだろ。』




可愛いというのは納得行かないが、




兄貴の足の間に手を入れて




それを緩く掴む。




頭の上から聞こえる鼻から漏れる声は




俺を満足させるには充分だった。




軽く手を動かして、




先走りと一緒に擦ると、




どんどん硬くなるのが分かる。




いつもすました顔してる兄貴が、




俺の手によって




与えられる快感に




耐えているかと思うと、




こっちまで変な気分になった。




兄貴の熱が移ったのか、




自分のそれも少し起き上がってきている。




しかし、これは兄貴にバレる訳には行かない。




触ってないのに勃つなんて




馬鹿にされる事確定だ。




腿と腿で押さえつけて、




緩く勃ち上がるのを隠す。




途端、快楽に耐えていた兄貴の顔が




俺の肩に来た。




「ちょっ…！！」




待て待て…！！今そこに居られると…！！




兄貴の熱を含んだ息と




色気を帯びた声が




俺の耳に間近で響いた









途端




「んっ…！！///」




俺のそれは大量の先走りを零した。

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