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プロローグ ページ2

あなたは、音楽が好きですか?



私は大好きです。



好きな人はいますか?

*☼*―――――*☼*―――――



これは、天才の作詞家

ある一人の女の子と8人の男性たちの物語…。



*☼*―――――*☼*―――――

〜♪



ケータイを取りディスプレイを開く。

ピッ。
『はい。もしもし菜花です。』

?「もしもーしぃぃ!貴方は、Ms,菜花ですぅね〜?」

『はい。そ、そうですけど。どなたでしょうか?』

電話を片手にペンを走らせる。

シャッシャっ

元気な男の人の電話に応答をしながら書いて…消してを繰り返す。

?「わたしぃぃはぁ!シャイニング早乙女でぇす!Ms,菜花にお願いしたいことがあり〜電話をさせてもらいましたぁ。」

『は、はぁ。…って!シャイニング早乙女!?』

ばんっ!

持っていたペンを机に思い切り叩きつけ椅子から立ち上がる。

早乙女「いえーすぅ!meは!いかにも…シャイニング…早乙女でぇす!」


私は胸に熱い気持ちを留まらせながらシャイニング早乙女に問いかける。

『貴方様がなぜ、私の携帯に!?』


しばしの、沈黙。

沈黙を破るようにシャイニング早乙女が、今迄にないぐらいの低い声を出した。

早乙女「貴方に、QUARTET NIGHTの作詞のサポートをしていただきたいのでぇーす。」

『QUARTET NIGHTの!?作詞のサポート!?でも、彼らは!』




早乙女「のんのーん!彼らは、作詞を自分たちでぇ行いますが何かが足りないのです!そ、し、て!あなたに「サポート」をしていただきたいと思い!」



私には、よく分からなかったが、お手伝いをしてほしいということなのだろう。


『私がでいいんですか!?是非ともやらせていただきたいのです!』


シャイニング早乙女が、答える。

早乙女「おぉ!それでーは!明日、午前9時にあなたを迎えに行くのーで!それでは!」


『えっ!ちょ!?』


つーつーつーつー。

切れた電話の音が部屋に響く。


私はぽつんと電話とともに残された。

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作者名:しろしろ | 作成日時:2017年10月3日 1時

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