劣等生33 ページ35
『ねぇ、こういうのって言い出しっぺが負けるもんじゃないの?』
真「確証はないじゃん」
『まぁそうなんだけどさ…』
え?じゃんけんの結果はどうなったかって?会話の内容的に察しておくれ。
あー、はいりたくない。でもこのまま誰も入らなかったら中の人も怪しがるからなー
『よし』
真「おっ、入る覚悟を決めたかい?」
そう言う真留をギロッと睨む。じゃんけんに勝ったからっていいきになって。後で後悔させてやるからな。八億回後悔させてやるからな!!!
コンコン
『お邪魔…………しませんでしたー』
バタン
いやいやいやいや!!!!ムリムリムリムリ!!!よりによって!?なんであいつらなの!?
もう、フラグ回収の神か。私は。いやpaperの方だな。私はpaperのように薄っぺらだよ。
あぁ、こういう時に自分の運のなさを呪うよ…
真「中誰だった?」
察しろと言う目で見る。
真「あーね、大体分かったわ。宮らへんでしょ」
『ご名答』
そう言ったとたんに自習室の扉が開いた。
後もう少しでひかれるとこだったじゃん。あっぶね。
侑「お邪魔しませんでしたってなんやねん。入るんやったらさっさと入れや」
『嫌だ!!真留、私帰る!!』
真「いやいや、そうはさせないよ」
私の制服の首根っこをつかんでずるずると自習室に引きずって行く。
案外力あるね!!真留!!
『イダイイダイイダイ!ぐるじい!!じぬ!はなじで!!』
真「離したら逃げるじゃん。Aにはこれくらいがちょーどいいの」
角「いや、マジで苦しそうだから離した方がいいよ」
角名、ナイス。角名がそう言うと真留はすぐにぱっと手を離してくれた。離されると今まで吸う事ができなかった空気を吸えた。と同時に思いっきりむせた。
『げっほげっほげえっほ!げっほげっほ!』
真「大丈夫?」
『全部お前の所為だからなぁ!何心から心配してますみたいな顔してこっちみてんだよぉ!ぜっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっったい呪ってやるからなぁ!』
銀「キャラだいぶ変わってる気がするんやけど…」
治「全然入ってこんへんなぁ、とは思っとったけどまさか入ってすぐにでるとも思はへんかったわ」
侑「それよりほんまに小鳥遊の主はだいじょぶなん?」
『おかげさまで生き返る事ができました。あぁ、り…角名くんありがとう。君が,真留に離せって言わなかったら私は酸欠で今頃三途の川渡ってた所だよ』
角「いや…三途の川はいいすぎでしょ。」
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ひじき(@∀@)(プロフ) - みぅぅさん» コメントありがとうございます!そうですよね…やっぱり掛け持ちって大変ですよね…ならば私はこの作品を最後まで書き通すのみです!とても好きと言ってくれたこと、作者の力となります!不定期にはなると思いますがこれからもよろしくお願いします! (2020年6月6日 0時) (レス) id: 83953b52d4 (このIDを非表示/違反報告)
みぅぅ(プロフ) - 掛け持ちって、ホントに大変だし、どうしても新作の方に気合いが入るので…。私として、この作品とても好きなので、掛け持ちよりこの作品1つに集中してくれるとめっさ嬉しいです笑 (2020年5月31日 20時) (レス) id: 0dfb034380 (このIDを非表示/違反報告)
ひじき(@∀@)(プロフ) - まりもさん» ありがとうございます!更新めちゃくちゃ遅いですけど楽しみにしてくれると嬉しいです!頑張ってまいります! (2020年5月17日 12時) (レス) id: 83953b52d4 (このIDを非表示/違反報告)
まりも - こんな感じの小説(語彙力)大好きです!!続き頑張って下さい! (2020年5月16日 19時) (レス) id: d89abf58ed (このIDを非表示/違反報告)
ひじき(@∀@)(プロフ) - イーディスさん» ありがとうございます!これからが大変なので頑張ってまいります! (2020年3月23日 13時) (レス) id: 83953b52d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひじき(@∀@) | 作成日時:2019年2月15日 0時