劣等生42 ページ46
『真留、時間大丈夫?』
真「あっ、まずい!この後講義あるの忘れてた!」
そう言うと、バタバタと慌ただしく支度をした。
真「Aー!私抜けるけどAはどうするのー?」
『んー、もう少ししてから抜けるわ。あとで』
真「分かったー!じゃあ放課後ね!」
ういー、と返事をしながら真留に手を振って見送った。んー、さっきから視線がうるさいなぁ。すっごい見られてる。
『何か?』
そう言ってそちらにチラリとも見ずに問いかける。
侑「いや、なんでもあらへんで。なぁ、サム?」
治「おん」
の割にはすごく視線が痛いんですけど…さっきから剣の手入れしているところジーっと見られてることに恥ずかしさと何かやらかしてしまったのかという焦燥感に駆られてやばいのだが。
角「2人が放課後ついて行きたいってさ」
侑/治「ちょ、角名!?」
角「なに、本当のことじゃん。侑たちがさっきからずーっとお前が言えよって押し付けあっててイライラしたから代わりに言ったまでのことです」
『なるほど』
だからこっちを見続けてたわけね。納得納得。てか、そこまでしてお前らはパフェ食べたいのか。自腹だぞ?
治「なぁなぁ、ついていってもええ?」
そういい子犬のような目で見てきたためゔっと心が痛んだ。なんだよこのやろう。可愛すぎかよ。
『いいけど何か食べるんだったら自腹だよ?それでもいいなら一緒にいってもいいけど』
角名「まじで?こいつらうるさいよ?」
『いいよ、うるさいの慣れてる』
朝からものすごい勢いで俺かっこいいアピールしてくる鰹節がいるからなぁ。アレやめてほしい(切実)
侑「どこで待ち合わせなん?」
『てきとう』
治「それ、だめやん」
『べつにいーの。真留、私がどこにいても分かるっていう体質だから』
角名「それはそれで怖い」
『私も怖い』
あーだこーだぐだぐだ話していたらあっという間に放課後になった。
『そろそろかな』
侑「ん?なにがや?」
バンッ
真「Aーーーーーー!迎えにきたよ♡」
『ほら来た。待ってたよ〜』
角「まじかよ」
治「心臓止まるかと思った…」
ね?来たでしょ(白目)
劣等生43→←感謝感謝感謝感謝感謝感謝感謝感謝感謝!!!!!!
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ひじき(@∀@)(プロフ) - みぅぅさん» コメントありがとうございます!そうですよね…やっぱり掛け持ちって大変ですよね…ならば私はこの作品を最後まで書き通すのみです!とても好きと言ってくれたこと、作者の力となります!不定期にはなると思いますがこれからもよろしくお願いします! (2020年6月6日 0時) (レス) id: 83953b52d4 (このIDを非表示/違反報告)
みぅぅ(プロフ) - 掛け持ちって、ホントに大変だし、どうしても新作の方に気合いが入るので…。私として、この作品とても好きなので、掛け持ちよりこの作品1つに集中してくれるとめっさ嬉しいです笑 (2020年5月31日 20時) (レス) id: 0dfb034380 (このIDを非表示/違反報告)
ひじき(@∀@)(プロフ) - まりもさん» ありがとうございます!更新めちゃくちゃ遅いですけど楽しみにしてくれると嬉しいです!頑張ってまいります! (2020年5月17日 12時) (レス) id: 83953b52d4 (このIDを非表示/違反報告)
まりも - こんな感じの小説(語彙力)大好きです!!続き頑張って下さい! (2020年5月16日 19時) (レス) id: d89abf58ed (このIDを非表示/違反報告)
ひじき(@∀@)(プロフ) - イーディスさん» ありがとうございます!これからが大変なので頑張ってまいります! (2020年3月23日 13時) (レス) id: 83953b52d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひじき(@∀@) | 作成日時:2019年2月15日 0時