～花ざかりの君たちへ～☆2☆ (ページ30)

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68話ページ30

秋「はーい次はAちゃんねー！」

『ねー秋ちゃん、私ってどこのコーナーにのるの？』

秋「えっとねー街至る所にの美少女！っていうコーナーに一コマ余ってるところあったからそこでいっかなって」

『ふーん……そっか』

秋「じゃあその椅子に座って色々ポージング出来る？そこらへんにある小道具も使っていいから」

そう指示されるとぎこちなくポージングしてみる

秋「そうそう！それでいいよ！続けて！！」

カシャカシャと目が痛くなるほど何枚ものの写真を撮られた気が……

南「やっぱー可愛いすぎーA～」

瑞「メッチャ可愛いですよね！」

南「お前、当たり前だろ！」

秋「そこ！うるさい！」

ビシッと指をさされ注意されている

南／瑞「「すみません……」」

秋「んー…ずっと1人ってのもなー……」

南「はいはーい！オレがAと(秋「佐野君！」

秋「あなた、Aちゃんと写ってよ！」

泉「いや…そこは寮長じゃ………」

目を丸くしてる ……おもろい

秋「だってコーデ的にも佐野君が1番合ってるんだもの」

強制的に泉は私と撮影することになり少し機嫌が悪そうだ

『ゴメンね泉……巻き込んで』

泉「別にオレはいいけど…寮長がな……」

南を見ると異常なほどの殺気を放っていた

秋「じゃあ撮るよー」

秋ちゃんの合図とともに私と泉は寄り添い合う

________これが撮影じゃなくて…本当だったらなら…

最初はそんな複雑な感情を抱いていたが少しずつずつ慣れていきポージングにも慣れてきた

秋「じゃあ…そこのケーキで食べさせあいっこしてみよっか！」

食べさせあいっこか…これなら小さい頃からやってる………

泉「A、口開けろ」

やっぱ無理ー！！……顔近い近い近い！！

『ん…』

段々とケーキが少量のったフォークが近づいて来る

秋「いいよー！そこで少しストーーップ！！」

いやふざけんなよ！この状態でとか無理だわ！

泉の顔をチラッと見てみると….

泉「…………」

超涼しい顔をしている

秋「オッケーよ！お疲れ様～」

『ありがとね泉』

泉「あぁ」