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シオンside

inシオンの部屋


『あぁ〜、面白かった。』


手元にはオクタビィネル寮からの生中継を映したパソコン。アズールのオーバーブロットからの暴露大会まで見ていた私は大いに満足していた。

あぁ〜〜〜〜〜〜さいっこぉぉぉぉぉぉ!!!


アズールの「もうヤダァァ」めっちゃ可愛かったぁ。ユウ君の作戦にも恐れ入ったし。一言で言って最高だったな。うん、いい。DVDに落とすか、いやその前にバックアップを…



コンコンッ

アレク「寮長、アレクです。」


おや、これはこれは私に不満を抱いて、かのマレウス・ドラコニア(ぼっち)にお説教されたアレク君じゃないか。


『まぁ、そんなこと言えないけどね。(ボソッ 待ての指示はしたはずだぞ?たった2時間前のことだ。忘れたとは言わせないよ。』



アレク「そろそろ彼らも我慢の限界です。最悪ここに乗り込んでくるかもしれませんよ?それでもいいのであれば、俺は戻ります。」


マレウスと何を話したんだか。見るからに棘が無くなったね。いや、見える範囲の棘というべきか。


『部屋かぁ、それはやめてほしいな。しょうがない、あと5分で行こう。』


アレク「分かりました。伝えてきます。」


『入学式の時にしっかりと説明したはずなんだけどねぇ。』

そう呟きながら、私は鍵のかかった棚から三枚の紙切れを取り出した。



『頭の優れない海賊はこの寮には要らない。』




inモストロラウンジ

カイside


ラギー「アズール君も可哀想ッスよね。レオナさんももう少し手加減できなかったのやら。」


ユウ「契約書、全部、塵。」

カイ「ユウ、傷口えぐってやるな。」

アズール先輩はいまだに立ち直れてない。まぁ、元凶から何か言われたところで、な。



ジェイド「そうでした、アズール。貴方昨日シオンさんと契約してませんでしたっけ?」

レオナ「シオンと契約だぁ?お前そんな危ない橋渡ってたのかよ。」

ジャック「あっ、そういえば俺、レオナ先輩に聞きたいことがあったんスけど。」

エース「デュース〜早くしろよ〜」



カイ・ユウ「「カオス。」」


おっユウとハモったな。
俺とユウの言葉で場が一瞬静まった。あ〜嫌なやつだ。


アズール「あれは契約ではなく脅しですよ。【君の幼少期のことを黙っておく代わりに、3日だけフックハウドの寮生3人借りたい】だなんて。契約せざるを得ません。」


静まった店内に響いたアズール先輩の言葉。


俺はシオン先輩の本当の怖さをまだ知らなかった。

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魔朝 - 夢主が超絶かっこよくて大好きです!更新頑張ってください!応援してます! (2021年1月19日 16時) (レス) id: 7770b6a244 (このIDを非表示/違反報告)
- 長らく放置してしまい本当に申し訳ありません。ご指摘をいただいた箇所なのですが、ポンコツ過ぎて何処だドコだ状態になっています。きちんと直すのでしばらくお待ちください。ご指摘ありがとうございました! (2021年1月8日 0時) (レス) id: 7ada767ec5 (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - この小説、面白いです!忙しいと思いますが、更新よろしくお願いします。 (2020年10月3日 17時) (レス) id: 40c5cf4ec4 (このIDを非表示/違反報告)
moeka(プロフ) - 最近更新がなくて寂しいです。更新してくれると嬉しいです。待ってます。 (2020年8月4日 12時) (レス) id: d61ed9781e (このIDを非表示/違反報告)
ミラン - グリムのところがリドルになってるよ! (2020年7月17日 22時) (レス) id: ce6225b33b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2020年4月1日 22時

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