転トリ少女は自分の事を知りたくなったようで

４６話 ページ7

A「っと、このままだとみっともないな…」



俺はフードを脱いで、パッツンヘアーになったウィッグを外した



パサッ…



ウィッグの中からは肩までの長さの銀髪が出てきた。

まあ、前髪が長くて目元が隠れてるけど。



レオリオ「なんだ？あいつヅラ被ってたのかよ」



ヅラじゃない！ウィッグだ!!←



ヒソカ「へえ、君の髪って銀髪なんだね」



マイペースに話しかけながらもトランプを次々と投げつけてくるヒソカ



A「黙れ、口を開くな、変態ピエロ」


ヒソカ「君、けっこう酷いこというね…」



そういうとヒソカは一気に２０枚ほどのトランプをかなりのスピードで投げてきた



いやまあ、普通に避けれるけど←



A「ほっ」



俺はバク転をしてヒソカのトランプを避けた



…え？

「手とか足で弾き返せば？」って…

むちゃいうなよ!?
ヒソカのトランプはカミソリみたいなものだから触ると切れるんだからな!?



ストッ…



A「っと…１０点満点、ってな」



いやー…オリンピックとか行けば金メダルもらえるんじゃね？ バク転の。



バカなことを考えていると…



「ギャンッ!!」



後ろから動物の叫び声が聞こえた



A「!! ((ﾊﾞｯ」



嫌な考えがよぎって後ろを振り向くと…



A「キリッ!!!」



目の横が切れて大量の血が流れ出ているキリの姿があった



A「〜〜ッ!! ((ﾀﾞｯ」



急いで駆け寄って見ると、傷口は深く、キリも気絶してしまっていた。



レオリオ「見せてみろ！ …かなり深いな…これは縫わないとダメだな」


A「縫えるか!?」


レオリオ「できないことはないが…ちゃんとした病院に連れていかないとな…」


A「応急処置でいいから頼む!!」


レオリオ「よし、まかせとけ！」



そういうとレオリオは自分の鞄から医療セットをとりだしてキリを治療し始めた

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