転トリ少女は自分の事を知りたくなったようで (ページ26)

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６１話ページ26

クラピカ｢Aーーー!!どこだーー!?｣

別々に別れたAを大声で呼ぶクラピカ。

そして…

ザザッ!!

クラピカ｢!!?｣

A｢あ、いたいた。｣

クラピカの後ろの茂みから勢いよく飛び出したのは、キリの上に乗ったAだった。

クラピカ｢一体どこにいたのだよ？捜したんだぞ？｣

A｢あっちでキリとゴロゴロしてたんだよ｣

クラピカ｢…その言い方で許されるのは幼児までだ｣

A｢まあまあ…で、そっちの眉はつり上がってんのに目はタレ目で道場の修行がイヤすぎて逃げ出してきたような服装のおじさんは誰？｣

ノンブレスで長文を言い切った…が、こっそり深呼吸をしてます。

うん、苦しいよ

？｢長すぎる第一印象ありがとよ、俺はミズケンだ。｣

クラピカ｢この人は私の『念』とやらの師匠をやってくれるそうだ｣

知ってるよ。

つか、クラピカの顔少し明るくなってるな、よかった。

A｢へぇー、じゃあ俺達の師匠にもなってよ｣

ミズケン｢ああ、そのつもりだ…って、俺達？｣

"俺達"という言葉に疑問を持ったのか、ミズケンは頭にハテナを浮かべた

A｢うん、俺と、クラピカと、キリ！｣

俺、クラピカ、キリ、の順番で手のひらでキリを紹介した。

ほら、よく｢指で人を指したらいけません！｣って言われるからさ。

ミズケン｢!!?｣

おとなしく隣で座っているキリを見てミズケンは目を見開いて体を震わせた。

A・キリ(あ、驚かせたか…？)

少し不安になり俯いているミズケンに近づくと…

ミズケン｢ﾊﾞｯ)) カッケエェェエエ!!!｣

勢いよく顔を上げてキリに抱き着いた。←

A・キリ・クラピカ(え、ええぇぇえええ!!?)

感想

ミズケンは大の狼好きだった。←少年か!!