転トリ少女は自分の事を知りたくなったようで

５８話 ページ22

ーーーーーー


ーーーー


ーー



A｢いやー！この魂ができてから初めての飛行機だったわ〜!!｣



大きく伸びをしながらAはなんとなく言った



クラピカ｢そこは生まれて初めてではないのか？｣



俺の言葉にクラピカは

｢やれやれ、何を言ってるんだ…しょうがないな…｣

といったような感情を込めた(ように見えなくもない)笑顔で答えた



A｢……あれ？キリは？｣


キリ『ﾁｰﾝ))……』


A｢キリィィイ!?｣


クラピカ｢魂が具現化している…だと!? 一体どうなって…｣←


A｢驚くとこそこォ!? いや、あってるっちゃあ、あってるけどもね!?｣



そういえばタクシーでも酔ってたな…



A｢よし！とりあえず先に行k… ((ｶﾞｼｯ キリ『またんかい』｣



キリを置いて先に進もうとすると、キリが前足の爪で俺のパーカーを掴んできた



クラピカ｢回復が速いな…｣



それを見ていたクラピカは興味深そうにあごに手を添えてキリを見つめた


なんか…うん、真面目だね。



A｢っと、できるだけ早く行ったほうがいいんじゃないのかー？｣



若干、放心状態のクラピカの意識を戻して、俺達はあの女の人のところへ向かった。


数ヶ月後に『ノストラード・ファミリー』の依頼を紹介してくれるあの人のところへと…

５９話→←５７話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す