転トリ少女は自分の事を知りたくなったようで (ページ17)

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５５話ページ17

さようならと言って、この場から立ち去ろうとするも…

ガシッ

イルミ｢悪いけど早く連れて来いって母さんから言われてるんだよね｣

そして、イルミは俺を掴んでいる腕の力を強めた

グググ…

A｢～～ッ!!｣

痛たたたたたたた((略

ちぎれる!! 片腕持っていかれる!!

俺もキリも必死に腕を離そうとするが離れる気配はほとんどない。

A｢チッ、こうなったら…キリ！離れろ!!｣

俺はポケットからガチャガチャくらいの大きさのカプセルを取り出した

イルミ｢…!!｣

俺が何かを仕掛けようとしたのでイルミは身構えたが…

もう遅い!!

A｢らあ!!((ﾋﾞｭｯ｣

ボフッ!!

カプセルを地面に叩きつけると、カプセルは大きな煙を出した

イルミ｢煙幕…… !?｣

少し経つと、イルミは膝から崩れ落ちて掴んでいる腕を離した。

へっ、ザマァ！

A｢じゃあな!!｣

俺とキリはイルミから全速力で離れた!!

＊

タタタタタッ!!

A｢ハァ…ハァ……死ぬかと思った…｣

キリ『俺に乗ってるのになんで息荒いんだよ!?』

A｢いや…精神的ＨＰが…｣

はい、｢タタタタタッ｣という音はキリが俺を乗せて走っている音です

キリ『にしても…あのカプセル何？』

A｢ﾃﾚﾚﾚｯﾃﾚ～【しびれ薬入り煙幕改】～ (裏声)｣

ちなみにまだまだあります。

無くなっても作り方書いてあるノートがあります。

キリ『まんまだなオイ！てか改って何だよ改って!!』

A｢いや～…

｢煙幕にしびれ薬入れたら効果抜群じゃね？｣

｢せっかくだし、強力なしびれ薬入れるか！｣

って思って改良に改良を重ねたら……ああなった。｣

※ちなみに常人に使えば死にます。
　
　相手がイルミだから強力な物を使用しました。

※常人に使える効果が弱いものもあります。

キリ『……そろそろ、ゴン達がいる部屋に着きますよAさん!!』

A｢キリ、なんで敬語なんだ？

なあってば、なんで俺と目合わせないんだ？｣

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前編の３８話が抜けていました!!

すみませんでした!!(。＞。＜。)