転トリ少女は自分の事を知りたくなったようで (ページ15)

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５３話ページ15

朝起きて見てみると評価が増えていました…!!

ありがとうございます(@^▽^@)

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－－from 試しの門前

A｢……で｣

キリ『………で…』

A・キリ｢『デカアァァア!!?』｣

キリ『聞いたことはあったけど試しの門ってこんなにデカイのかよ…』

キリは前足で扉をポフポフと叩きながらいった

A｢ゴン達先に行ったのかな…だったらここで待っとくしかないけど…｣

俺は力が強い方だけど４トンの扉を開けるのは…

……ムリだな。絶対腕折れるわ。

上から通ってもミケがいるしな…

A｢あーもう！待っとくしかねえなこれ｣

そういってキリの返事を待ったが…

キリ『……』

A｢キリ？｣

返事をしないキリを不思議に思ってキリを見てみると、

ある方向を見て固まっていた。

A｢キリ？どうし…た…｣

気になってその方向を見てみると…

イルミ｢や｣

そういって軽く手を上げるイルミがいた。

あ、俺死んだかも。

イルミ｢俺の家の前で何やってんの？｣

A｢お前こそ…なにやってんだよ…｣

イルミの動きに警戒しながら答えた。

イルミ｢何って、自分の家に帰ってきただけだけど。｣

イルミは

｢何言ってんのコイツ｣

的な視線をこっちに送りながら答えた

…いや、無表情だから本当はわからないけど

そう思っている内に、イルミは門に手を当てて、

ゴゴゴゴ…

４の門まで開けた。

A・キリ｢『すげ…』｣

そういっている間に、イルミはスタスタと門の中に入って行った。

A｢あ…｣

そして、突然足を止めると、俺達の方を振り向いた

イルミ｢何やってんの？｣

A｢…は？｣

イルミ｢家に入るんなら早くしてよ、腕が疲れるから。｣

A｢あ、うん…｣

イルミがどんな考えで俺を入れたかは知らないが、

俺とキリで扉を開けるのは無理と考えて、とりあえず入ることにした。