07-GHOST ～●●●の妹～ (ページ10)

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episode8 ページ10

次の日目を覚ますとルカを起こし日課であるトレーニングをばれないように済ますとカストルがやってきた

カ)テディアさん、おはようございます。傷の方は如何ですか？

貴)おはようございます。大丈夫です

カ)そうですか、それは良かった。では食堂の方へ案内します。昨日はこの部屋で食べていただきましたが基本的には食堂で頂くことになっています

カストルに案内され食堂へ行くと昨日の3人が居た
食事後の掃除をしているとテイト=クラインにルカのことを聞かれたので紹介した
その後テイト=クラインに友達と会わないかと言われたが断り教会内を調べることにした

フ)なんとかして助けられねえか？

カ)…いえ、ラブラドールの予言は絶対です

ラ)…もうすぐ誰かがテイトくんを迎えに来るよ。そして、テディアちゃんには波乱が待ち構えている……

教会内を歩いていると突如アヤナミ様の力が感じられた

貴)アヤナミ様が動いたか。

アヤナミ様の気配を探るとテイト=クラインといさらに物凄い勢いで移動していた
私達はアヤナミ様のところへ行こうとして居たが突然アヤナミ様の気配が消えた

貴)ルカ、追える？

ルカ)問題ありません

追うとはルカの特殊能力の一つであり物や空気などといったものから過去の映像を見ることである
ただし、物や空気、特に空気は移動するからすぐに映像がごちゃ混ぜになってしまい判別がつかなくなるが今回はそんなに時間が立っていないから出来た技だ
ルカの導きで行くとそこには巨大な扉があった。近くに行き神経を研ぎ澄ませると中からアヤナミ様の気配が感じられた
扉を壊し中に入るとテイト=クラインがアヤナミ様に攻撃をしようとしていたので間に入りそれを防いだ
突然間に入ってきた私にテイト=クラインは驚いた顔をした

テ)テディア！なんでここに⁉

私はその言葉に答えずアヤナミ様の方を向いた

貴)アヤナミ様遅くなり申し訳ございません

ア)問題無い

テ)テディア……どうして、テディアも軍の仲間なのか

貴)ここまで気づかないとは驚いたな
私はアヤナミ様直轄部隊ブラックホークの一人アヤナミ様付きベグライターテディア=ルーン
士官学校の卒業試験であっているはずだが

テ)あの時の……君だったのか

呆然とする相手を見逃すこともなくアヤナミ様はテイト=クラインに攻撃を仕掛け捕まえた

ア)…そういえば先程おもしろいはなしをしていたな。ラグス国王に息子などいなかったはずだが…

その言葉を聞いた時に何故か頭が痛くなった