#094.多数決は運でしかない ページ48
櫛田｢二人の意見をくんだ形が理想的だよね
１位を取った人も、最下位を取った人も、
納得できるような！｣
佐藤｢まぁ、それが1番いいよね｣
鈴音｢もちろん考えてあるわ
双方が納得する方法。テストの点数を
不要と感じる生徒が、上位を取って得たプライベートポイントと、増減をクラス全員で分担するの。｣
須藤｢おう！それでいいだろ！｣
軽井沢｢ええー？てもそれ、ポイントだけでしょ？
入賞の可能性は減るし、みんなはどうなわけ？｣
佐藤｢軽井沢さんが反対するなら、私も反対｣
A｢私はポイント得られたらなんでもいいかな
特に誰の意見がダメで反対するってのは無いし｣
ほとんどの生徒が恵に従う形になってきたな
鈴音｢あなたたちは本当に馬鹿なの？彼女が
反対するから反対？理論的じゃないわ。
他のクラスは、あなたたちのような愚か者は
絶対に存在しない！｣
軽井沢｢そんなの分かんないじゃん
現に、私はイヤ。他にも同じようにイヤだって
思ってる子がいるもの。堀北さん冷たいんじゃない？｣
佐藤｢だよね｣
松下｢うん｣
美雨｢もっと優しい人だと思ってたのに｣
たいして話したこともねーのに鈴音のことそんな風に思っていたなんて･･･女ってほんとに何思っているのか
分からないな･･･。
A｢みんな落ち着いて！
意見がまとまらないなら、平等に投票で
解決したらいいんじゃない？｣
平田｢僕もそう思う｣
軽井沢｢洋介くんとAがそう言うなら賛成！｣
平田｢堀北さんの案、徹底した能力重視の采配と
軽井沢さんの意見も合わせた
個人の主張もくむ采配。挙手でいいかな？｣
A｢じゃーまずは鈴音の案に賛成の人〜？｣
10票。清隆は多分、無投票かな？
A｢次に軽井沢さんの複合案｣
平田｢こちらがいいと思ったら、手を挙げて欲しい｣
A｢ありがと
結果は鈴音の案が採用ってことだね｣
平田｢それじゃあ、各競技の選手についてだけど
別途、時間を取って話し合おうか。｣
軽井沢｢はーい！｣
須藤｢俺は全部の競技に出るぜ！｣
A｢私もそうするもんね！｣
外村｢二人とも、気が早いでござるよ。｣
軽井沢｢Aは体育系なんだね〜｣
櫛田｢スポーツ全般好きなの？｣
A｢うん！早く体動かしたい気分なの！｣
須藤｢いいから俺と来ヶ谷に任せとけって！｣
えー、こいつと協力するのは嫌だな。
話し合いを一旦終えて清隆と行動してます
軽井沢｢ちょっと｣
綾小路｢ん？｣
#095.後ろには気をつけろ→←#093.不満、威嚇、疑いの連続
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 158人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：翡翠 | 作成日時：2022年8月30日 20時
