【QK】尊敬から始まる恋【fkr】 (ページ8)

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08話ページ8

―fkr side―

Aさんと別れてオフィスに入る

izw「福良さんおかえりなさい。遅かったですね迷子にでもなりました？」

kwmr「福良さん遅かったですね。迷子にでもなりましたか？」

sgi「福良さん迷子にでもなってたん？遅かったじゃん」

…この人たちはなんで俺が遅いと迷子だと思うんだろう
いや、迷子だったんだけど

fkr「いや～実はそうなんだよねたまたま親切な人に助けて貰えてなんとかなったんだけどさー」

sgi「え、マジなん？良かったねー」

fkr「しかもその人QuizKnockのこと知ってたらしくて、声だけで俺の事わかったんだよ凄くない？」

kwmr「そんなことあるんですね」

izw「え、それめっちゃ嬉しくない？やる気出てきた」

fkr「そうなんだよね、驚いたし結構嬉しかった動画もウェブも沢山見てくれてたみたいで、折角だから意見とか聞いちゃった」

わははと笑うと伊沢がすごい勢いでこっちを見てきた
え、なに？なんか変なこと言った？

izw「どんなこと言ってましたその人！！！！」

kwmr「え、うるさ」

fkr「んーたとえばねー」

それからはAさんが言っていた感想と心理学的観点からみたカメラワークやテロップの出し方、動画の流れや文章の構成などを説明していった

sgi「へーよく見てくれてんね。俺そんな事思いつかんかったわ」

fkr「そうなんだよね、結構最初の物から何回も見てくれてるらしくて凄く参考になること多かったからこれからはそういう部分も考えながらやっていこうかなって思ってる」

そういうと今度は伊沢が何か考えだして河村と内緒話してる
河村は今度は須貝さんに内緒話してる
なになに、俺だけ仲間外れ？

そうこうしてると伊沢が何かを決めた顔で声をかけてきた

izw「その人の連絡先って聞きました？」

fkr「う、うん。お礼もしないとって思ってたし」

izw「じゃあ今度お礼する日にでも連れてきてもらう事ってできませんかね」

fkr「え…いや向こうの予定によっては出来なくはないと思うけど…どうしたの急に」

izw「いやさ？そこまでしっかり見てくれて、急に意見求められてそれだけ話せるって結構逸材じゃない？って思ったんですよね」

sgi「そーそー、んだからもしその人の人柄が良ければスカウトすんのもアリじゃねって伊沢が」

kwmr「まぁ福良ここまで送ってくれた時点で概ね良い人でしょうし、ぜひ僕もお話してみたいですね」

んーまぁ、当日暇なら来てもらえばいいか