第二の人生84 ページ34
海軍から逃げているとルフィ君が足を止めて左の方を見ていた。
俺たちはそれに気づいてルフィさんを見つめていると彼は父さんの名前を大きな声で呼んだ。
それは海賊、海軍を驚かせた。
その瞬間音はシャボンがプカプカと空へと上がっていく音と彼と父さんの声のみとなる。
「……レイリー俺は…やるぞ‼海賊王に‼俺はなるっ‼」
この言葉に父さんは目に涙をためてあの1年と半年の修行のことを思い出しているのだろう。
わーわーと煩い海軍達の声が近くまで来ていることを知らせ、彼等はまた足を速める。
俺の予定ではルフィ君達を船まで送って仕事を終わらせる、ということになっているからもう直ぐで彼等とはお別れになるのだ。
…少し寂しい気もするが俺が彼等を止める理由なんてない。彼等にはカゴなんて似合わない、それはこの三年間でよくわかったことだ。画面の向こうからはよく分からないこの考えは俺だけが知ってればいい、だなんて思ってしまうのは俺の中にヤンデレ気質があるからだろうか。
「……あぁ…頂点まで行ってこい‼」
後ろの方で父さんの声が聞こえれば後ろの海軍の足はピタッと止まった。
しかし今気にするべきことはそこではなく、目の前の海軍である。
どうやらいつの間にか回り込まれていたようだ。
そしてその海軍達はペローナさんの能力によって物凄くネガティヴになっている。見ている此方までネガティヴになりそうだ。
「とにかく急いで出航しろ。島のそばに軍艦が現れたぞ‼」
『…ルフィ君、急ぎましょう。此処から42番グローブまで少し距離があります。早く行かないと……』
「分かった！お前、あんがとな！」
確か此処はアニメでも流れていなかった場面だから多少口を出してもいいだろう、という考えで俺はルフィ君達を急かす。
もう走るというとこでバサバサと何かが飛んでくる音が聞こえてきた。
何だろうか、と思い空を見上げるとそれはトリノ王国にいる大きな鳥とそれに乗るチョッパーさんであったのだ。
それにルフィ君達も驚いているようでチョッパーさんに声をかけられるまで口をあんぐりと開けていた。
さぁ、この鳥に乗って船まで行こう、というところで俺はルフィ君に声をかける。
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幻想郷の神になってみたい(プロフ) - ラルクくんさん» 返信が遅くなってしまい申し訳ありません。面白いと言っていただけて何よりです！これからも主人公さんは不本意だけれど色んな人と関わっていきます！夏休みに入ったので更新速度を出来るだけあげて頑張ります！ (2016年8月9日 23時) (
レス) id: 320209cd0b (このIDを非表示/違反報告)
幻想郷の神になってみたい(プロフ) - エレインさん» 返信が遅くなってしまい申し訳ありません。キングさんの事は大丈夫です！気にしていませんから。応援ありがとうございます！ (2016年8月9日 23時) (レス) id: 320209cd0b (このIDを非表示/違反報告)
ラルクくん - 一気に見てしまいました！！凄く面白いです！主人公の性格も僕好みでした！これからどうなっていくのかめっちゃ気になります！いろんな人との絡みが楽しみです( ^ω^ )更新楽しみにしてます（´-`） (2016年8月7日 20時) (レス) id: 404b8afc24 (このIDを非表示/違反報告)
エレイン - 私の兄貴(キング)が意味不明なことを書いてしまいすいませんでした。 更新頑張ってください。応援してます。 (2016年7月30日 21時) (レス) id: b8676a81ac (このIDを非表示/違反報告)
幻想郷の神になってみたい(プロフ) - キングさん» 成る程分かりました。気にしないでください！ (2016年7月26日 13時) (レス) id: 320209cd0b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：幻想郷の神になってみたい x他1人
作成日時：2016年7月14日 18時
