第二の人生76 ページ26
海賊女帝ボア・ハンコック。
そして彼女の妹、従者であるサンダーソニア、マリーゴールド、ニョン婆にその他諸々。
俺が船を降りて初めて見た人達は彼女らであった。
ハンコックさんは俺を見つけるといきなり肩を掴んできて前後に揺らしてきたのだ。とても気持ち悪い。
ハンコックさん以外の人がなんとか止めてくれたが未だに気持ち悪い。
「お主、妾の愛する人、ルフィはどうなったのじゃ！」
『……まだ手術の途中だそうです』
そう伝えるとハンコックさんは膝をついて「あぁ、ルフィ…」とルフィさんの名を呼び出した。
俺は急なことで焦って何をすればいいのかわからずアタフタと手を振るが俺にはどうしようもないなと思い、こっそりと奥の方の浜辺へ向かう。
はぁ、と一つ溜息をついて靴と靴下を脱いで左手に持ち浜辺をバシャバシャと歩いていく。
ふと、その足をピタッと止めて海を眺める。
一面青でとても綺麗だ。上にある太陽がとても眩しい。
(…………はぁ)
これで良かったはずなのになんだかとても心臓辺りが痛い。
キュウと何かに握りつぶされているようで息が上手くできないのだ。
そしたら涙がいきなり流れてきて止まらなくなっていく。
前のめりになって目線は下。
海の波が引いたり来たりして足は冷たくなっている。
いつの間にか声を出さずに泣けるようになっていたが、どうも俺はあまり泣くことがないので普段は意味がないが今回ばかりは助かっている。
涙が出てきて息が出来ずにいると頭に何かが置かれた感覚がした。
驚いて前を見るが何にもいない…いや、かすかに何かが見える。
足先は見えないが腰にはダガーナイフをつけていて上半身は何にも着てなくて、首には数珠のようなものと恐らくバッファローの骨を催したものに頭にはデンガロンハット。
(…何で……見えんの)
息は未だに荒いけどしっかりと彼の姿は見えている。
『…エース、さん……ですか？』
「あぁ…弟が心配でな」
そう言う彼は少し恥ずかしそうであった。
やっぱり悔いはないと言っても心配なのだろう。弟想いのいいお兄さんだ。
しかし話を聞いていると意識を強く持っていないとふっと消えてしまうらしい。
どうにかならないかと言われたがそっちの方面に俺はあまり詳しくない。
さて、どうしたものかと考え、一ついいアイデアを考えた。
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幻想郷の神になってみたい(プロフ) - ラルクくんさん» 返信が遅くなってしまい申し訳ありません。面白いと言っていただけて何よりです！これからも主人公さんは不本意だけれど色んな人と関わっていきます！夏休みに入ったので更新速度を出来るだけあげて頑張ります！ (2016年8月9日 23時) (
レス) id: 320209cd0b (このIDを非表示/違反報告)
幻想郷の神になってみたい(プロフ) - エレインさん» 返信が遅くなってしまい申し訳ありません。キングさんの事は大丈夫です！気にしていませんから。応援ありがとうございます！ (2016年8月9日 23時) (レス) id: 320209cd0b (このIDを非表示/違反報告)
ラルクくん - 一気に見てしまいました！！凄く面白いです！主人公の性格も僕好みでした！これからどうなっていくのかめっちゃ気になります！いろんな人との絡みが楽しみです( ^ω^ )更新楽しみにしてます（´-`） (2016年8月7日 20時) (レス) id: 404b8afc24 (このIDを非表示/違反報告)
エレイン - 私の兄貴(キング)が意味不明なことを書いてしまいすいませんでした。 更新頑張ってください。応援してます。 (2016年7月30日 21時) (レス) id: b8676a81ac (このIDを非表示/違反報告)
幻想郷の神になってみたい(プロフ) - キングさん» 成る程分かりました。気にしないでください！ (2016年7月26日 13時) (レス) id: 320209cd0b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：幻想郷の神になってみたい x他1人
作成日時：2016年7月14日 18時
