39 優香side ページ40
何時間たっただろうか。しばらくして落ち着き、患者は病院に運ばれ死亡者も運ばれた。
ひと段落つき、侍ジャパンの人たちの元へいった。
「うっ。。」
すると心穏が苦しみ倒れた。
『心穏!』
私は駆けつけ、息をしているかみた。心臓が動いてなかった。
『心臓震盪だ!裕也さん?!AED!そこの看護師さん!手伝って!アドレナリン!』
私は心穏お仰向けにして心臓マッサージを開始した。
「ちょ!心穏どうした!?」
『背中を強打して、それで心臓震盪を起こしたんだと思います!』
私は心臓マッサージを続けた。
「AED行くぞ。離れて!」
電気ショックをかけたが、心拍再開の気配がない。
『モニターつけて!あと、アドレナリン追加!』
『心穏!世界一になるんじゃないの!?ねぇ!戻ってきてよ!』
「「「心穏!!」」」
みんなが心穏を呼びかける。何回も心臓マッサージをして、電気ショックもかけてかけた。
『ねぇ!目覚ましてよ!みんなで世界一とるんでしょ!?ねぇ!』
裕也さんが瞳孔を確認する。
「……優香、もう。。」
『いやです!心穏と世界一になるって!』
裕也さんは私の手をとめた。。
心穏は助からなかった。
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作者名:mimimi x他1人 | 作成日時:2023年4月6日 23時