26 優香side ページ27
ー次の日ー
私は体調が優れず、1週間ほど休みを貰うことにした。
『……また救えなかった。。。』
私は悪くないと色んな人に言われた。でも、、私はそんなのどうでもいい。救えなかった自分が憎くて仕方ない。。心臓マッサージをした感触、やめた感触、お母さんに泣きながらお願いされたあの光景、全部頭から離れない。
私は、眠りについた。一刻も早く忘れたい。
ー数時間後ー
『寝てた。。』
プルルルル
『もしもし。』
「裕也です。優香に来年開催予定のwbcで俺と一緒に日本代表のチームドクターやって欲しいんだ。いいか?」
「その間救命には休みを取れるように交渉しとくから。」
『…はい。分かりました。やります。』
「ありがとう。じゃあ、詳しいことは追って連絡するね。じゃあ。」
『はい。』
電話を切り、ご飯の準備に取り掛かろうとした。するとインターホンが鳴った。
『はい。』
「優香、心配になって。。」
そこに居たのは翔平さんだった。
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作者名:mimimi x他1人 | 作成日時:2023年4月6日 23時