20 優香side ページ21
翔平さんに過去を話して次の日。今日は新しいチームメイトが来るらしい。
『どんな人ですかね。新しい人。』
「日本人らしいっすよ。」
『え?ほんとに?楽しみだな。イケメン希望!』
「俺じゃ足りないの?(笑)」
『そんな事ないですよ(笑)なんか彼氏みたいなこと言うじゃないですか(笑)』
「アハハハ。あ、来たみたいだよ。」
『結構男前ですね。』
「……そう?」
翔平さんは何故か少しムッとしていた。
「みんな、新しいメンバーの新崎心穏だ。」
「新崎心穏です。ポジションはファーストかピッチャーやってました!左投左打です!よろしくお願いします!」
自己紹介が終わり、みんな練習へとうつった。私も仕事へ、翔平さんも練習へ行こうとしたら新崎さんが話しかけてきた。
「大谷さん!俺、ずっと大谷さんに憧れてて!これからよろしくお願いします。」
「うん。よろしくね。何歳?」
「27です!巨人にいました!」
「そうなんだ。これからよろしくね。」
「あれ?スポーツドクターの人っすか?小鳥遊優香さんでしたよね?」
『はい。同い歳なんでタメ口で大丈夫ですよ。』
「ん。じゃあ優香よろしくね〜!」
呼び捨て。。。まぁ、いいけど、チャラい人だ。翔平さんの顔をみると何かムスッとした表情だった。
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作者名:mimimi x他1人 | 作成日時:2023年4月6日 23時