18 優香side ページ19
ー優香宅ー
私は翔平さんと色々なことを話しながらご飯を食べ、片付けた。
翔平さんとソファーに座って色々話した。
「あのさ、優香ちゃん、聞きたいことあるんだけどさ。」
そういい翔平さんが見せてきたのは、私がこの世で1番見たくないものだった。
「優香ちゃんが前に幸せになっちゃいけないって言ってたのが気になって調べたらこれがでてきてさ。どういうこと?」
『………。』
「俺は、別にこれ信じてないし、ちゃんと話して欲しい。」
『…わかりました。。。』
私はそのブログに書かれていたことの事実を教えた。
『ある日、仕事をしていたら大学の同期から電話がかかってきて、妊婦さんがちょっとやばいからそっちで受け入れてくれないかって。私は受け入れた。妊婦さんが運ばれてきた時びっくりした。出血が酷かった。。。しかも突発的な出血じゃなく、多分同期の病院にいる時から出血していたような感じだった。』
『運ばれてきた時にはもう手遅れだった。だから、私は赤ちゃんだけでも助けようって思い、帝王切開し赤ちゃんを助けた。その後、妊婦さんも助けようとしたけど手遅れだった。もっと早く搬送されていてれば、同期が出血の事を言ってさえくれれば助けられたかもしれない。。』
『それで、それを父親の方に伝えたら、お前が○したんだろと責められて、、。』
私は涙が止まらなかった。翔平さんはただ肩をさすり私の話を聞いてくれていた。
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作者名:mimimi x他1人 | 作成日時:2023年4月6日 23時