10 大谷side ページ11
『翔平さん!明日の試合頑張ってくださいね!』
「おう!任せとけ!ホームラン打つわ。」
『頼もしいですね!翔平さんはほんとにすごいですよね。投げも打ちも出来るなんて。私なんかなんも出来ないです。。意外にピッチャーからバッターまでの間が長くて昨日驚きました。。』
「優香ちゃん、、なんかスポーツやってなかったの?」
『バレーボールならやってました!でも、それ以外の球技は絶望的にできないです。。』
「じゃあ俺とちょっとキャッチボールしよ。」
『はい!』
俺は予備のグローブを優香ちゃんに渡してキャッチボールを始めた。
『おりゃ。』
俺と優香ちゃんは4mくらい離れていた。普通の人は届く距離である。しかし優香ちゃんのボールはワンバンした。
「待って。重症すぎて(笑)」
『酷い!私だって本気だせば165キロだせる!』
「そん時には俺、死んでるわ。」
『な!来年にはもう150キロでるので!』
「アッハハハハハハハハハ(笑)」
俺たちはしばらくキャッチボールを楽しんだ。
『私結構上手くなった気がします!』
「確かにね!ワンバンせずに俺に届いたね。」
『次はバッティングですね!また練習つきあってくださいね!』
「はい(笑)つきあいますよ!」
怖い顔をしていた優香ちゃんの顔は、凄い笑顔に変わっていた。
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作者名:mimimi x他1人 | 作成日時:2023年4月6日 23時