幸せという名のもとに【大谷翔平】 (ページ2)

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1 優香side ページ2

「今日から俺たちのチームのスポーツドクターをする小鳥遊優香だ。」

『日本○○大学産婦人科からきました小鳥遊優香です。去年、スポーツドクターを始めたばっかりですが、よろしくお願いします。』

少しおぼつかない英語で自己紹介をする。

「彼女は救急救命医としての経験もある優秀な医師だ。みんな仲良くしてやってくれ。」

監督フィルさんがそういうと選手のみんなは拍手で迎えてくれた。

「よし、じゃあ各自練習に戻るように。」

自己紹介も終わり私は色々準備を始めようとした。

「あの、日本の方ですよね？」

『え、、、、』

久しぶりの日本語だった。声の主はあの大谷翔平選手だった。

「あ、すみません。驚かしちゃって。。」

『あ、いえ、ここにきてからあまり日本語聞いてなくて。。。』

「そうですよね(笑)あ、僕何かあったら相談したいんで連絡先交換してもいいすっか？」

『個人のですか？』

「はい。」

『わかりました。』

そうして大谷さんと連絡先を交換し、私は準備へ取り掛かった。