再会 ページ3
「んっ」
サナはベットで目を覚ますと昨日の出来事を思い出していた。
―「必ず捕まえる！サナ！！」―
「…………っ」
(あ〜！一生の不覚！！まさか緑龍があの距離から跳んで来るなんて……。)
「まだドキドキしてる。あれが今の緑龍で名前がジェハ――か」
私に気付いた・・・？ まさかね。気付いてたらあれ位の煙幕で見逃してくれるはずないもの。
私が 5 人目の龍の戦士――�犹舂境瓩世覆鵑討諭�
サナは頬を紅く染めるが、頭をブンブンふって考えるのを辞め、起き上がる。
「考えててもしょうがないよね。着替えて朝ご飯食べるか！」
昨日実はお店で暴れていたクムジの兵士をやっつけて追っ払うとお礼にとおばさんから戒帝国の輸入品で綺麗 な金と薄桃色の女物の服をくれた。
お礼なんていらないと言ったんだが、女の子なんだからおめかししなさい！！と般若顔されたので仕方なく・・・。
それを身に纏い、紫色した長い髪を丁寧に櫛で梳かす。 羽根の髪留めでポニーテールにし、顔を洗う。
弓矢を置いて、薙刀と外套被ると――
―コンコン
「？はい。どうぞ」
「失礼しますよー。あーお客様に客だよ〜」
「客？」
「宿の前で待ってると言われまして」
「クムジの兵でしょうか？」
「うんや？ジェハと言えば分かると」
「…………はぁ！？」
(もう見つかったの！？流石に早すぎるわっ！！)
私はベットに思わず腰かけると宿主は慌てて、大丈夫かい！？と駆け寄って来た。
「あーすみません。もう大丈夫です。行って来ます」
「そうかい？じゃあ、行ってらっしゃいませ。」
・・・・
「やぁ♥️また会えて嬉しいよ。いやぁ〜運命感じるなぁ〜」
「何が運命よ。あんたから来たんでしょうが！！」
「え？いや、同じ服着てるな〜って」
「は？」
・・・・
(そう言えば、この人も戒帝国の服着てたな〜…って！じゃなくて！！)
「今、捕まる訳にはいかないのよ！っと」
―ビュン
「え？」
屋根に登り、屋根から屋根へと走る。
すると。
―ビュッ
「！」
―キィイン
背後から暗器が飛んで来たので薙刀で払うと後ろに構える。
「い、いきなり、は、走らないでくれないかなっ」
緑龍―ジェハ―が息を切らして立って居た。
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ゆきりん(プロフ) - のあさん» 元美桜です！この作品をゆきりんとして新しく書いているので読んでみてくださいね (2020年5月27日 2時) (
レス) id: 9059ec5c47 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきりん(プロフ) - 鏡さん» 元美桜です！この作品をゆきりんとして新しく書いているので読んでみてくださいね (2020年5月27日 2時) (レス) id: 9059ec5c47 (このIDを非表示/違反報告)
美桜(プロフ) - 鏡さん» ありがとうございます！頑張ります！ (2019年3月30日 20時) (レス) id: bc13b73ee8 (このIDを非表示/違反報告)
鏡 - 続きが気になります！大変だと思いますが更新頑張ってください！ (2019年3月30日 17時) (レス) id: 7058fd54c9 (このIDを非表示/違反報告)
美桜(プロフ) - のあさん» ありがとうございます！頑張ります！ (2019年3月23日 7時) (レス) id: bc13b73ee8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美桜 | 作成日時：2019年3月21日 18時
