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１話 ページ2
佐久間said
カツカツ←(廊下を歩く音)
俺は武藤大佐に命じられここに来た。
だが..........俺にはやはりスパイなどと言う卑怯な行為は許せん
しかも何なんだ、年齢・名前まで全て秘密事項だなんて..........
三「街に出ますが佐久間さんもどうです？」
「.......いや、俺は遠慮しておこう」
三「そうですか.......では」
信じがたいことに寮には門限がなく夜遊びは各人の自由だった。
自分が卒業した陸軍士官学校とは何もかもが違っていた。
此処のスパイ養成学校の学生たちは全員偽名で呼び合っている。
俺はこんなやつらとやって行けるのか..........
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作者名：☆さくら☆ | 作成日時：2016年9月6日 19時
